『燕岳』登山の余韻と疲労感を残しつつ、
今回のメインである『劔岳』へ。

扇沢からバス~ケーブルカー~バスを乗り継ぎ、
室堂のターミナルに到着したのは8時半過ぎ。
目の前に絶景が広がります。



体力的な余裕はさておき、
時間的にはかなり余裕があるので、
立山雄山から縦走にて剣山荘を目指します。



余裕たっぷりの直ちゃん。


目前には雄大な劔岳の姿が。
と思ったら、
劔岳山頂はガスで隠れており、
見えていたのは前劔でした。


涼をとるコータくん。
この雪渓、実は氷河なんだそうです。
水も澄んでおり、飲んでも格別でした。





剣山荘に到着。
思った以上に綺麗です。
シャワーもあります。
食事もしっかりしています。
朝ごはんにお弁当を準備してくれます。

20時消灯なのですが、
疲れていたので速攻で寝ます。
エアコンがあるはずもなく、
暑さで何度も目が覚めます。

24時を過ぎたくらいだったと思いますが、
激しい雨音で目が覚めます。
その後一時間おきに激しい雨音が聞こえました。

4時に起床し準備をしながらも
周りからは『今日はダメかな…』ってな声が聞こえます。



快晴でした。。
地面も完全に乾いており、
絶好のアタック日和です。







前劔までにも数ヶ所鎖場がありますが、
基本的には手登りでチャレンジします。

前劔から先、劔岳山頂に至るまでも
全て手登りで攻めます。
難所である蟹の縦這い(登り)・横這い(降り)も
全て手登りで大丈夫でした。



ってなことで、
無事に劔岳登頂。
想像以上に登りやすくて少し期待外れ…
以上に壮大な景色に感動しました。

このあと下山で体力的に削られ、
みんなの足を引っ張ることになったのはご愛嬌で。


北アルプス、素晴らしい景観です。
来月は奥穂高岳に登ります。


オマケ。
















働き方改革により5日/年の有給休暇が義務化され
いまの職場に勤めだして8年目にして初めて有給休暇を取得。
北アルプスの『燕岳』と『劔岳』に行ってきました。

水曜日の夜に仙台を出発し、
長野県に朝4時到着。
そのまま仮眠もとらず『燕岳』へ。








義弟の直ちゃんは先週末二泊三日で
飯豊連峰を縦走してきたとのことで
歩きも余裕。

直ちゃんの職場の後輩、コータくんも
初心者ながら富士山登頂経験があり。

寝てないのに快足です。


合戦小屋で食べたスイカが美味しすぎて、
下山時にもリピート。
店番のお嬢さんに、
『そんなにスイカが好きなんですか?』
と尋ねられましたが、
一汗かいて食べるスイカは格別でした。


今回の登山目標は『劔岳』
燕岳はあくまでもアップの予定でしたが、
好天にも恵まれ過ぎ、
既にあっぷあっぷ状態でした。


ちなみに山頂から見えた槍ヶ岳ですが、
来年挑む予定です!

7月14日、夏油温泉『枯松沢』に行ってきました。

週間天気予報では前日まで雨予報でしたが、
土曜日が快晴となり、当日もなんとか曇り予報に。
自宅を出発するときは小雨がぱらついていましたが、
現地は時おり日が射す位でした。

今回のメンバーは、
ヤギー、トクさん、オガちゃんの4人。


枯松沢は2年前に遡行していますが
1ヶ所だけ登れなかった滝があり、
今回はリベンジ遡行となります。


この沢の魅力は何と言ってもこれでしょう。





この長いゴルジュ、一見の価値ありです。
インスタ映えする景観にオッサンがはしゃぎます。


源泉がある滝周辺は水もちょっと暖かいです。


一人暖をとるおっさんです。


まだ雪渓が残っていました。
20m弱のスノーブリッジです。


薄くて上を渡る選択肢はなし。
急いで一人ずつ下を潜ります。


小滝よりトラバースが難しい。





ドボンを期待するおっさんです。


そして核心の滝。



ええ。
なんと登れた動画ではありません。
でもこのあとちゃんと登ってます。
ちなみに取り付きは泳ぎ必須です。


このあと二股を左(青線方向)に行くのがセオリーですが、
私の意見は無視され、
多数決で右股(赤線方向)へ抜けることに。


ここで藪こぎ中迷子となり
一時間近くタイムロスしますが、
それはそれで良い思い出。

枯松沢遡行で行動時間9時間はかけすぎですが、
温泉にも無事に入れて終了。
今シーズン4回目にして、
やっと晴れた沢を満喫できました。