大器は早成し、小器は晩成する -25ページ目

大器は早成し、小器は晩成する

50代で仲間と一緒に飲食業を起業、煩悩即菩提的なブログ

昨日、光市の事件で最高裁の判決が出て被告の死刑が確定しました。


気になるのは、マスコミが死刑は当然、判決が確定するまで時間がかかり過ぎるの一色だということです。

もちろん、背景にあるのは国民の大半が死刑を支持していることがあるのですが。


少年事件の犯罪者の育った環境を顧慮しない、結果を重視するとのことです。


私など恵まれた環境に育った人間には、幼少期から少年期において悲惨な人生を送った人が環境からどのような影響を受けるのかはよくわかりません。

ただ、こういった事件での犯人の成長を見るとき、育った環境の大切さに気付かされるわけです。


最高裁判決は、お目こぼしはあるが、程度問題だから今回は駄目ですと言っています。

国民の大半は、環境に甘えるな、結果に対して責任を取るべきだということでしょう。


僕は、今回の犯人には無期懲役で、自ら犯したことに向き合い続けてほしいと思うのですが。もっとも。彼は成長すればするほど、罪の重さにさいなまれるのですから、その方が過酷な刑罰かもしれません。



先日、闘病中であったラグビー仲間が死去しました。

50歳ちょっと、僕より少し若い働き盛りの年齢でした。


健康を損なってからずいぶん経ちますので、ご家族も覚悟されていたと思います。


奥様からは、昔のラグビー仲間でにぎやかに送ってくださいとの言葉を頂き、彼がまだ若かった時と同じようにみんなで大いに飲み語り騒ぎました。


従業員に無理を言って、通夜に出席しましたが、昔の仲間と久しぶりに語り合う事ができ、今はやりの言葉ではないですが、「元気をもらいました」


僕は、ラグビーチームの主務(マネージャー)をやっていましたが、事務屋さんタイプでして、みんなと騒ぐ方ではありませんでした。堅いことばかり言うので、付き合いははっきり言って悪い。だから、みんながお互いにどんな付き合いをしているのかはよく知りません。


若い時から中年になるまで、ラグビー仲間と20年余の時間を共有したことは、楽しかったし誇れる思い出です。

でも、久しぶりあって、20年・30年一日のごとき昔話なんかしてもしょうがないというふうに考えてしまいがちなんです。


でも、会ってみれば全てが杞憂ですね。

時間が引き戻されて、昔のままの仲間です。

さらに、それぞれが時間を経て、社会経験をさらに積み、当時のチーム運営を評価してくれたのも嬉しかったですね。


主務時代の僕は孤独なランナーを気取っていました。

チームでの役割を考えた時出した結論は、自分はリレーの一走者で、前任者から引き継いだ仕事を力尽きるまでやって次のランナーに渡せば良いのだというものでした。


評価も尊敬も何も求めず、役割を終えて静かに去っていくということです。だから、当時のことを評価されるのは望外の喜びです。


いろいろ言いましたが、昔の仲間とあって、みんながそれなりに生き抜いているのを見て、俺もと、勇気をもらったということです。



さっき、帰宅の途中の車でTBSラジオのディグを聞いていました。

今日の話題は、東京電力の国有化の是非。


そのなかで、電力債は全ての債権に優先するという話がありました。賠償より社債の支払いが優先されるそうです。

昨日のブログで社債のデフォルトと書きましたが、社債は資産がある限り優先して支払われるようです。労働債権より優先されるかどうかは知りませんが。

訂正してお詫びします。


今日のディグは久しぶりに良いゲストが来たなと思いました。

巨額の賠償を東電が電気の値上げで支払おうが、国から支援を受けようが、国民の財布から出ることに違いはないと言う話です。

随分まともな説明が行われていました。


この災害を受けて、国民の負担が増大すること、放射能に汚染された土壌やがれきはなくならないこと、この2点は確定事項です。


それにもかかわらず、メディアは、国民の負担が少なくなる方法があるかのように伝えています。


全国の自治体が、がれきを引き受けないということは、国民として連帯しないということです。

東京都で行われているがれきの処理、都民としてホッとしています。石原さんは嫌いだけど、石原さんで良かったと。

今日の荒川強啓のデイキャッチで、町田徹氏が、東電に対する政府の融資決定が今日おこなわれたことにかみついていました。


聞いてみると、東電のステークホルダーが全て責任を果たした後(100%減資、融資の棒引き、社債のデフォルトなど)に、政府が出資なり融資なりで国有化すべきというような話でした。


経団連の米倉会長は、原発事故は政府の責任であるから民間会社に賠償などすべてを押し付けるのはおかしいという立場を取っています。


実態は、東電は半官半民、原発についての責任も政府と折半というところが落とし所なのではとまともな人なら考えると思うのですが。すなわち、枝野氏の考えが普通だと。


町田氏の意見に対して、荒川氏は分かったような分からないような。。。町田氏の意見に従えば、株や社債が全て紙くずに、社員はリストラ、資産はすべて売却ですよ。荒川さん、何も意見はないのですか。

オリンパスの不正が発覚した時は、優良な技術・善良な社員を救え見たいなことを言ってたんじゃないですか。


経済が分からない、政治もわからない、社会もわからないなら、余計なことは言わず黙っていたら良いじゃないですか。

あなたより何倍も世の中のことが分かっている、大沢悠里氏は敢えて威勢の良いことは言いませんよ。


で、周波数を変えたら、ニッポン放送では、維新塾に沢山の人が応募したことに関連して、解説者(誰か知りません)が、松下村塾と適塾は素晴らしかった、松下政経塾は最低の人材しか育てなかった、見たいなことを言ってました。

維新塾は、前者のようになると期待しているようでした。ついでに、小沢塾は代議士を輩出していると評価しているみたいでした。


聞いていて、何を基準に塾を評価しているのかさっぱりわかりません。

維新塾の隆盛に迎合しているとしか見えません。


そして、17時になってNHKにあわせて一安心。まともな議論を聞くことができました。


官邸から見た原発事故の真実 これから始まる真の危機 (光文社新書)/田坂広志

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を読みました。

先日、原子力プラントを扱っている某メーカーの友人と通夜の席で話したことを思い出しました。

その友人は、大震災で新規のプラント建設は大きな影響を受けたが、原発建設が中止になっても、廃炉まで40年以上仕事はあると言ってました。

著者は、政府が答えるべき「国民の七つの疑問」で、原発事故の危機はこれから始まると言っています。

廃炉は、その一つにしか過ぎません。

私などは、原発についてすぐに国民投票を、と考えていましたが、著者は、原発を今後どうするかは事故発生の10年後の国民投票でとも言っています。

それは、そのぐらいの時間がないと、国民に選択肢が示せないということです。

確かに、原発事故の処理と同様に自然エネルギーの開発、またエネルギー消費の削減などの目鼻がつくまでにはそれぐらいの時間がかかるのかもしれません。


新聞やテレビ・ラジオの報道と違い、まっとうな主張の本を読んでほっとしました。

ストレステストがなんのかんの、そんなのはどうでもいいのです。