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大器は早成し、小器は晩成する

50代で仲間と一緒に飲食業を起業、煩悩即菩提的なブログ

相も変わらず、復興が遅いとの批判が一杯ですが、個別で専門家の話を聞くともっともと思われることが沢山あります。


昨日のTBSラジオディグでは、東日本大震災の被災地での漁業の復興について話していました。

そのなかで専門家(お名前は分かりません)が、新しい漁業の形といっても、従来そのような議論は誰もしてこなかったので、すぐに予算をつけて実行するなどは難しい、というような話をしていました。


これに似た話で、先週の金曜日のデイチャッチで宮台真司氏が、このような大規模災害では、これから伸びていこうとする事業は、担い手がいれば、規制や既存の枠組みなどが外れることで一気に伸びる可能性があるが、下降している産業は衰退を加速する、というようなこと(正確ではないかもしれませんが)を言ってました。


復興復興といいますが、政府が予算をつけてすぐやれることは、従来国家予算にありついている人たちに対してです。新しい事業にお金を回すには、議論が必要ですし、強力な担い手が必要です。


復興を急げと言いながら、政治家や官僚にアイデアも議論も担い手もみんな期待しているとしか思えません。


それなら、岩手県のように、全ての港をもとの通りにする(復旧)、とした方が、スムーズに事が運ぶでしょう。


それにしても、ディグという番組、専門家の話をもっと引き出してほしいと思うのですが、アナウンサーに基本的知識と理解力が全くなく、いつもイライラしています。

聞かなきゃ良いと思いますが、こうした専門家の話は他ではやっていませんし。


TBSラジオは、聴取者のレベルが、アナウンサーと同じぐらいだから、この程度でいいと思っているんでしょうか。


もっとも、他の民放ラジオも似たりよったりですけどね。

オリンピックの男子マラソンの出場者3名が、3月12日に発表されました。


メディアは、相変わらず、選出の基準や方法について議論していますが、結論からいえば、マラソン上位10名ぐらいは誰を選んでも一緒だということです。


選考レースでは、いずれも、トップ争いに拘った日本人選手は失速し、早めに自重した選手が上位に入っています。すなわち、優勝や好タイムを狙った選手は実力が及ばず失敗し、狙わなかった選手がライバルの失敗により上位に入ったわけです。


そんな選考レースを3回やったわけですから、レース展開や体調で結果はいつも違ってくるわけです。


本番では、おそらく、日本人選手は、20kmぐらいで遅れ始め、トップ争いに残った15名ぐらいがサバイバルレースをやります。日本人選手のうち好調な人が、トップ争いからこぼれた選手を数名抜いて、8位ぐらいに一人入るのではないでしょうか。


給水の話が喧しいですが、宗兄弟、瀬古、中山が活躍したころは、スペシャルドリンクが取れないからどうだったなどという話は聞いたことがありません。


今でも、世界のトップランナーはそんなことは言っていないでしょう。

まさに、給水の話は、日本におけるガラパゴス現象ではないでしょうか。まあ、昔のラグビーにおける魔法のやかんみたいなものですね。


東北の各自治体から出された予算要求の6割が認められたとのことです。


ところが、認められなかった予算要求について不満な某県の知事は、「これでは復興庁ではなく査定庁だ」と言ったそうです。


歴史で見れば、関東大震災の時に、巨額の震災手形が受け入れて、その処理にのちの政府が四苦八苦したのは有名です。


非常時だから、査定なしにするというのが国民の合意ともいうのでしょうか。






昨日の続き。


当事者からの聞き取り調査で問題点を洗い出して正しい対処の方法が何であったかを検証しているということですが、歴史にだったらはないですから、提言のように行動していたら良い結果が出たかどうかは分かりません。


そもそも、原発事故が何の問題もなく終息する可能性があったのかどうか。政府の対応は駄目だったが、うまくやっても、結果に変わりはなかったのかもしれません。


菅さんが優しかったら、各所の責任者が自由に発言できて良い結果が生まれたような話ですが、僕には原発が発生した時点で勝敗は決まっていたとしか思えません。


栗田艦隊がレイテ湾から引き返して、米軍の上陸部隊を壊滅しそこなったといったといった類の批判のように思えるのですが。

報告では、危機にあたって対応できる人材の育成ということが提言されたそうです。


言う通りだなあと思います。


でも、無理だなあとも思います。


そんな人材を育てても、通常時に働く場所が無いじゃないですか。


既存の官僚機構では、そんなフレキシブルな人材は邪魔なんだから。

もしかしたら、企業でも煙たがれるかもしれません。

日本社会が受け入れないのかもしれません。


報告書は正しいかもしれませんが、日本では実現しません。