大王製紙元会長の逮捕 | 大器は早成し、小器は晩成する

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大王製紙の元会長が特別背任で逮捕されました。

これを受けて世間の対応は、ギャンブルにうつつを抜かした特別なケースというものです。


私がもと関係した会社では、3分の2以上を握る株主(創業者)が、会社から何かと名目(特許やコンサルなど)を付けて金を引き出していましたが、とうとう理由がなくなって単に金を借りようとしました。

これを社長は拒否しました。続きは別に書きませんが。


この経験で、わたしは、このようなオーナーは世の中に沢山いて、経営者も兼ねていると、会社の金を自由に使っているんだなと思いました。


今回の大王製紙の件で、元会長は金を貸した関係会社の役員に責任が無いようなことを言っていますが、貸したことによって会社に重大な損害をかけたわけで、関係会社の役員に責任がないなどありえません。


確かに、関係会社の役員は、貸付を拒否すれば解任されたでしょうが、そういうのが取締役の仕事なんですから仕方ありません。関係会社の役員は、自らの保身を会社という公的な存在の存続(従業員の生活も含む)より優先させたのです。


元会長は、自らのわがままで、会社から金を引き出しただけでなく、多くの関係会社の役員を犯罪者(背任)にしたという責任も負うべきです。


そのことで、世の中に沢山いる、私生活と会社の金の区別がついていないオーナーに警鐘を鳴らすべきです。