オリンパスとか大王製紙とかの不祥事または犯罪が喧しいですが、経団連はいわゆる一流企業の会員の問題について、何か言うことはないのかなと思います。
経団連は、自分たちがして欲しいことを政治に向かって、あれこれ言うのは日常茶飯事です。
でも、一企業の問題になると口を閉ざします。
一流企業同士で、既得権や経営者の保身に関しては、非難することはありません。株式や取引においても現状を維持しようとする姿勢は、護送船団・相互扶助組織のようです。
経団連は、今、TPPへの参加を主張していますが、もしTPPの中に、企業の取引の透明性を求める項目があったらどうするんですかね。
何かといえば、すぐに外国に出ていくというのが経団連ですが、外国に行ってグローバルな基準の経営や取引が求められて、それがきちんとできる企業がどれだけあるんでしょう。
経団連は、今の日本は六重苦などと言って非難しています。
円高の継続、高い法人実効税率、行き過ぎた温暖化対策、経済連携の遅れ、柔軟性を欠く労働市場、電力供給制約。
しかし、ざっと見て十楽ぐらいの恩恵を受けていることを忘れているのでは。
たとえば、
◎ 固定的な商取引(新規取引の難しさ)
◎ 下請けへのコストのしわ寄せ
◎ 経営者の不正行為への寛容
◎ 株主からの監視の緩さ(自分に都合のよい時だけ、株主からの訴訟に耐えられないなどという)
◎ 消費者の根拠のないブランド志向
◎ インフラが整備されていること(アジアの国は本当に整備されているのか)
◎ 企業経営の自由度(政治や宗教から不当な関与をされない)
◎ 高い教育水準と優れた労働意欲
◎ 製品やサービスについて訴訟リスクが低い
◎ 男性優位社会(一流企業の経営者に女性はほとんどいない、男というだけで優位に立てる社会)
◎ 経営者花道(経営者が業績不振の責任をとって辞めることがほとんどない、花道を飾る経営者ばかりなのに企業は成長していない、パナソニックのテレビ事業不振の記事は出ても経営者の責任に言及するメディアはない)
思いつくままに書きました。
経団連は、ちっとは、日本にいる幸せをかみしめたらどうですか。