大地震はマスコミを鍛えない | 大器は早成し、小器は晩成する

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今日の朝日新聞の3面の小さな見出しは「首相危機感を欠く」でした。


ここまで原発事故が拡大するとは思っていなかった、という内容です。多分、首相もそう思っていたと思います。多くの専門家も国民も。思っていたというより願っていました。


記事の内容は、当局の対策が後手にまわっており、信頼できないというもので、国民の政府に対する不信を増大させるものです。今、政府への不信が高まることが国全体にとってどのようなメリットがあるのかわかりません。


でも、朝日新聞は拡大するのが予見できていたのでしょう。


だったら、地震翌日の朝日新聞は「原発未曾有の危機」「東電だけでは頼りない」「国内・世界の専門家に協力要請を」「原発冷却のため、あらゆる設備を全国から投入すべき」「放射能放出はやむなし」「周辺住民は強制退去へ」「危機管理の専門家を招聘すべき」とか書けばよかったのです。


でも書きませんでした。


まあ、今頃後出しじゃんけんみたいでも、メディアの批判によって、政府の姿勢が改まり、事故対策がスムーズに進むのであれば喜ばしいことですが。