公演総括、始まっています
こんにちは!
久々に参上したくまはちです。
最低気温がついにマイナスになり、寒い日が続きますネ
皆様はいかがお過ごしですか?
前回のブログを以て、今公演の更新はやり遂げた(燃えつきた)つもりでしたが、
公演総括の様子もご紹介したいと思います。
11月28日(水)から公演総括が始まりました。
(いただいたアンケートやご意見を元に、 稽古から公演に至るまでの
役者・スタッフそれぞれの役割などを振り返る作業です)
約10日ぶりの集まりでした。
この日は、
事務局に届いたハガキのアンケートを、じっくりと読ませていただいたり
公演そのものを振り返り、感想を話し合ったりしました。
ハガキのアンケートを送って下さった皆様、ありがとうございました!!
◆終演後、余韻に浸ってしばらく席を立てなかった
◆お父さんが押入れから出て来たのがおもしろかった
◆亡くなった人たちは、きっとこのお父さんのように残された人たちに寄りそい、
『がんばって!』『生きて幸せになるんだよ』と エールを送り続けているはずなんですよね
という「声」をお寄せいただきました。
次回は記念すべき、50回公演
ということで
「冬ごもりに入る前に、『50回公演実行委員会』を立ち上げて、動き始めねば」という話も出ました。
そして12月1日(土)!
公演アルバムが完成しましたーっ!
どーん選びに選んだ120枚の写真が収まっています!
(アルバムがパンパンで半分開いたままデス)
仕込みや公演写真など、
こちらのブログでご紹介した写真がほとんどです。
(ブログをやってて良かった…)
公演総括の様子です。
いただいたアンケートを読む、「美津江」さん役のHさんと…
アルバムを見る、「おとったん」役のKさん。
舞台装置について総括している様子です。
なんと、押入れの裏に「仕かけ」があったことを、公演後に初めて知りました!
(「おとったん」が公演直前に舞台裏から押入れに入るための隠し扉)
写真に撮って、ご紹介したかった~不覚!
そして、「美津江」さん役のHさんの総括です。
やはり膨大なセリフ量に苦労したそうです。
①広島弁のアクセントを身に付ける
②自分の言葉として、気持ちを乗せて発する
③「おとったん」ときちんと会話する
段階を付けて、取り組んでいったそうです。
来週いっぱいまで公演総括は続きます。
しっかり振り返りの作業をして、次回につなげるぞーっ。
いただいた公演アンケート
おはようございます。
今朝は風の吹き荒れる音で目が覚めたくまはちです
日差しはあるのに寒いです!雪もチラチラ舞っていました
空気もとても乾燥していますね。
さて、今回は「公演アンケート」についてご紹介したいと思います。
公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートの方で
『Q あなたが今一番応援したい人は誰ですか?』
という質問をさせていただきましたところ、
多くの方からご回答をいただきました。
内容の一部を、こちらでご紹介させていただきたいと思います。
◆子ども
◆娘
◆親
◆お父さん
◆家族
◆自分
◆友達
◆受験生
◆被災地のみんな
◆がんばっている人
◆今回の役者二人
◆どんちょうの会
◆スタッフ
今回のお芝居は「父が娘を応援する」という内容でした。
そこから連想して、今回の質問を考えてみました。
具体的に「ご家族」や「お友達」を挙げる方、
被災地で、今できることをがんばっている人々という方、
そこに、
今回の役者だったり
私たち「どんちょの会」を挙げて下さる方が
思いがけず多くいらっしゃって、感激しました・・・。
皆様からの「応援」、本当にありがとうございます。
いただいたご意見・ご感想の一部も、ご紹介させていただきます。
◆井上ひさしの作品を演劇で観ることができて良かった
◆東日本大震災と重なり、考えさせられた
◆あっという間の一時間半だった
◆運命に苦しみながらも、それを乗り越え希望を見出す美津江と、
それを支える父親の姿に感動した
◆残された人は、亡くなった方に生かされていると感じた
◆親子の愛と哀しみに感動した
◆心がじんわりと暖かくなった
◆娘と観た
◆気持ちが伝わりました
◆理想の親子でした
◆笑いあり、涙ありで良かった
◆テレビとは違う迫力だった
◆深い愛を感じた
◆生かされている現在を、大事に生きていこうと思った
◆娘を想う父親の気持ちが伝わり、親子の絆を感じた
◆人間の生き様、親子の大切な愛を感じた
◆広島弁が良かった
◆広島も東北も同じだと感じた
◆震災後、どんちょうの会の公演が持つ意味は、とても大きなものに
なっているのではないかと思った
たくさんの「声」をお寄せいただきました。
公演パンフレット『舞台裏』の演出のメッセージを引用します。
あの震災を経験した「今」、この作品に込められた「声」が
さらに胸に押し寄せて来たのです。
これは「今」だからこそ上演しなければならない作品なのだと。
ヒロシマだけではない。大震災や原発事故を体験したわたしたちには、
まさに「現実」の問題でもあるのですから。
被爆者の手記なども参考資料としているこの舞台には、
あの日を境に命を絶たれた者の「声」が響きます。
この「重さ」を、原爆が落ちた国の一人として、
そして震災を経験した芝居人として、
胸を打つ言葉をこの舞台で、多くの方々と共有したいのです。
声高な主張ではなく、父と娘のさりげない会話の中に埋め込まれた
幾千、幾万の悲しみが、心に響いていただければ・・・・・。
ヒロシマを舞台に、一貫してぶれない明日へのメッセージが込められた
井上戯曲の名作『父と暮せば』。
この作品が放つメッセージは、お客様の心に届いたのではないかと思います。
お芝居を通して、1人でも多くの方が笑顔になれるよう、
今、ここで「どんちょうの会」として、できること(=お芝居)をやる。
震災後、その想いは更に強まり活動して参りましたが
公演後にいただくお客様からの拍手や笑顔、そしてアンケートの「声」に
強く励ましていただいたのは、私たちの方でした。
これからも「命」や「平和の尊さ」、「人間としての生きざま」について
深く考えていくお芝居を作り続けていきたいと思います。
これからもどんちょうの会をよろしくお願いいたします!
(くまはち)
THE「上棟式」
おはようございます。
今朝は一段と寒かったですね。
さて、今回は「上棟式」の様子をお伝えします
タイトルに「THE」を付けたくなったくまはちです。
「上棟式」とは・・・
新しい家への祝福とともに、職人たちへのねぎらいと
今後の工事の無事完成を祈願する儀式。
建前、棟上げともいうそうです。
「家を建てるんだから上棟式をせにゃーならん」とN也さん。
それに賛同した劇団員が準備をして、
舞台完成後に「上棟式」が決行されました・・・!(ひえー)
~上棟式の様子~
さっそうと屋根に上がるN也さん。意気込みが感じられます!
ざるの中身は小銭やお餅、お菓子です。
~上棟式 1回目~
(え?1回目??)
公演の成功を祈願して・・・・
「それー!」
(初めてなので、周囲に少し戸惑いが見えます)
照明まで当てられ、まるで何かのお芝居のようです。
この後、せっかくGetしたお餅などは回収され・・・
「その場にいなかった人のため」という理由で、
翌日、「上棟式」 第2回戦!
(N也さん、もう一度やりたかったようです)
~上棟式 第2回戦~
「それー!!」
2回目なので積極的に前に出る人々。
鍋を手に、果敢に攻めているのは「美津江」さん役のHさんです!
これで終わりかと思いきや・・・
~上棟式 第3ラウンド!!!~
「そりゃーーーー!!!!」 「うわーーーっっ!!!!!」
人数も増え、我先にと群がります。
合計3回も行われた「上棟式」。
貴重な体験ができました。
・・・以上、「上棟式」のご紹介でした。
舞台写真や仕込みの様子、舞台装置など
リアルタイムでは、詳細をお伝えできませんでしたが
ようやくご紹介できました
写真が載せられるというのは、できることが増えてイイですね!
こうしてブログを通じて
稽古から公演までの様子をご紹介できるのは、新鮮な試みでした。
楽しんで更新させていただきました。
次回はお寄せいただいたアンケートを一部、ご紹介したいと思います
(くまはち)
仕込み風景
こんばんは。
タイヤ交換をし(てもらっ)たくまはちです
冬の道は心底おっかないです。
安全運転で行きたいと思います。
今日は夕焼けがとてもキレイでしたね
皆様はご覧になりましたか?
連日、写真や文だらけの長~いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。
(昨日は更新をお休みしましたが)
今日も写真がいっぱいの予感です。良かったらお付き合いくださいませ
さて、今回は「舞台装置の仕込みの様子」をご紹介したいと思います。
~仕込み風景~
可動式の舞台と、基本舞台が建った様子です。
(舞台が建つ前に行われた照明の作業は、11月15日(木)のブログ
をご参照ください)
パンチが貼られた可動式の舞台&基本舞台の上に、
新たに組まれた舞台。(家の土台ですね)
そこから「納戸」「玄関」「台所」・・・と、どんどん姿を現します。
畳が敷かれます。
畳がずれないよう、畳と押入れのすき間に
釘の頭をマジックで黒く塗りつぶしているところです。
(そのままだと目立つため)
暗幕を張ったり、電灯や蛇口を設置したり、
玄関や窓に布を貼ったり、それらを細工したりして・・・
(家だ―!家が建ったどー!)
仕込みが終わると、照明や音響の調整が始まります。
そしてなんと・・・上棟式を行ったんです
そちらの様子はまた後日ご紹介しますね
(くまはち)
舞台装置写真
こんばんは
勤労感謝の日、皆様いかがお過ごしですか?
一週間前は公演初日でした。今頃お芝居の終盤辺りかな・・・と
想いを馳せるくまはちです。
ハガキのアンケートも劇団事務局に続々と届いているようです。
来週から総括が始まりますが、読ませていただくのが楽しみです。
皆様からの「声」が何よりの励みです
ありがとうございました!
さて、今回は「舞台装置写真」をご紹介したいと思います。
~舞台装置~
ギャラリー(2階部分)の正面から見た舞台全景。
同じくギャラリーの上手側から見た舞台全景。
台所その1。
台所その2。
流し。
玄関 正面。
玄関足元(舞台側)。
玄関足元(舞台裏側)。
納戸。
ギャラリーの舞台裏側から見た屋根部分と煙突。
塀その1。
写真が大変多くなってしまいました
仕込みの時は「小ホールに家が建った!」と感動しました。
台所も使い勝手良さそうだし、
押し入れもあるし、
畳もちゃんと敷いてあるし・・・。
2008年の第42回公演「水平線の歩き方」 の舞台装置が建った時も
「住めるんじゃないか?」と思いましたが、今回も住めそうです。
舞台に上がる時、まさに「お邪魔します」と言いたくなりました。
次回は「仕込み風景」をご紹介したいと思います
(くまはち)