舞台裏 -292ページ目

公演総括、始まっています

こんにちは!

久々に参上したくまはちです。


最低気温がついにマイナスになり、寒い日が続きますネカゼ

皆様はいかがお過ごしですか?


前回のブログを以て、今公演の更新はやり遂げた(燃えつきた)つもりでしたが、

公演総括の様子もご紹介したいと思います。



11月28日(水)から公演総括が始まりました。

(いただいたアンケートやご意見を元に、 稽古から公演に至るまでの

役者・スタッフそれぞれの役割などを振り返る作業です)


約10日ぶりの集まりでした。


この日は、

事務局に届いたハガキのアンケートを、じっくりと読ませていただいたり

公演そのものを振り返り、感想を話し合ったりしました。


ハガキのアンケートを送って下さった皆様、ありがとうございました!!


◆終演後、余韻に浸ってしばらく席を立てなかった

◆お父さんが押入れから出て来たのがおもしろかった

◆亡くなった人たちは、きっとこのお父さんのように残された人たちに寄りそい、

『がんばって!』『生きて幸せになるんだよ』と エールを送り続けているはずなんですよね


という「声」をお寄せいただきました。


次回は記念すべき、キラキラ50回公演キラキラということで

「冬ごもりに入る前に、『50回公演実行委員会』を立ち上げて、動き始めねば」という話も出ました。



そして12月1日(土)!

公演アルバムが完成しましたーっ!


舞台裏

どーんビックリマーク選びに選んだ120枚の写真が収まっています!

(アルバムがパンパンで半分開いたままデス)


舞台裏

仕込みや公演写真など、

こちらのブログでご紹介した写真がほとんどです。

(ブログをやってて良かった…)


舞台裏

公演総括の様子です。


舞台裏

いただいたアンケートを読む、「美津江」さん役のHさんと…


舞台裏

アルバムを見る、「おとったん」役のKさん。


舞台裏

舞台装置について総括している様子です。


なんと、押入れの裏に「仕かけ」があったことを、公演後に初めて知りました!

(「おとったん」が公演直前に舞台裏から押入れに入るための隠し扉)

写真に撮って、ご紹介したかった~あせる不覚!



舞台裏

そして、「美津江」さん役のHさんの総括です。


やはり膨大なセリフ量に苦労したそうです。


①広島弁のアクセントを身に付ける

②自分の言葉として、気持ちを乗せて発する

③「おとったん」ときちんと会話する


段階を付けて、取り組んでいったそうです。


舞台裏


舞台裏

来週いっぱいまで公演総括は続きます。


しっかり振り返りの作業をして、次回につなげるぞーっ。


いただいた公演アンケート

おはようございます。

今朝は風の吹き荒れる音で目が覚めたくまはちですショック!

日差しはあるのに寒いです!雪もチラチラ舞っていました雪の結晶

空気もとても乾燥していますね。



さて、今回は「公演アンケート」についてご紹介したいと思います。


舞台裏


公演後、お客様に書いていただいたA4アンケートの方で


『Q あなたが今一番応援したい人は誰ですか?』


という質問をさせていただきましたところ、

多くの方からご回答をいただきました。


内容の一部を、こちらでご紹介させていただきたいと思います。


◆子ども

◆娘

◆親

◆お父さん

◆家族

◆自分

◆友達

◆受験生

◆被災地のみんな

◆がんばっている人

◆今回の役者二人

◆どんちょうの会

◆スタッフ


今回のお芝居は「父が娘を応援する」という内容でした。

そこから連想して、今回の質問を考えてみました。


具体的に「ご家族」や「お友達」を挙げる方、

被災地で、今できることをがんばっている人々という方、

そこに、

今回の役者だったり

私たち「どんちょの会」を挙げて下さる方が

思いがけず多くいらっしゃって、感激しました・・・。


皆様からの「応援」、本当にありがとうございます。




いただいたご意見・ご感想の一部も、ご紹介させていただきます。


◆井上ひさしの作品を演劇で観ることができて良かった

◆東日本大震災と重なり、考えさせられた

◆あっという間の一時間半だった

◆運命に苦しみながらも、それを乗り越え希望を見出す美津江と、

  それを支える父親の姿に感動した

◆残された人は、亡くなった方に生かされていると感じた

◆親子の愛と哀しみに感動した

◆心がじんわりと暖かくなった

◆娘と観た

◆気持ちが伝わりました

◆理想の親子でした

◆笑いあり、涙ありで良かった

◆テレビとは違う迫力だった

◆深い愛を感じた

◆生かされている現在を、大事に生きていこうと思った

◆娘を想う父親の気持ちが伝わり、親子の絆を感じた

◆人間の生き様、親子の大切な愛を感じた

◆広島弁が良かった

◆広島も東北も同じだと感じた

◆震災後、どんちょうの会の公演が持つ意味は、とても大きなものに

 なっているのではないかと思った


たくさんの「声」をお寄せいただきました。



公演パンフレット『舞台裏』の演出のメッセージを引用します。


あの震災を経験した「今」、この作品に込められた「声」が

さらに胸に押し寄せて来たのです。

これは「今」だからこそ上演しなければならない作品なのだと。

ヒロシマだけではない。大震災や原発事故を体験したわたしたちには、

まさに「現実」の問題でもあるのですから。

被爆者の手記なども参考資料としているこの舞台には、

あの日を境に命を絶たれた者の「声」が響きます。

この「重さ」を、原爆が落ちた国の一人として、

そして震災を経験した芝居人として、

胸を打つ言葉をこの舞台で、多くの方々と共有したいのです。

声高な主張ではなく、父と娘のさりげない会話の中に埋め込まれた

幾千、幾万の悲しみが、心に響いていただければ・・・・・。



ヒロシマを舞台に、一貫してぶれない明日へのメッセージが込められた

井上戯曲の名作『父と暮せば』。

この作品が放つメッセージは、お客様の心に届いたのではないかと思います。



お芝居を通して、1人でも多くの方が笑顔になれるよう、

今、ここで「どんちょうの会」として、できること(=お芝居)をやる。


震災後、その想いは更に強まり活動して参りましたが

公演後にいただくお客様からの拍手や笑顔、そしてアンケートの「声」に

強く励ましていただいたのは、私たちの方でした。


これからも「命」や「平和の尊さ」、「人間としての生きざま」について

深く考えていくお芝居を作り続けていきたいと思います。


これからもどんちょうの会をよろしくお願いいたします!



(くまはち)





THE「上棟式」

おはようございます。

今朝は一段と寒かったですね。


さて、今回は「上棟式」の様子をお伝えしますクローバー

タイトルに「THE」を付けたくなったくまはちです。



「上棟式」とは・・・

新しい家への祝福とともに、職人たちへのねぎらいと

今後の工事の無事完成を祈願する儀式。

建前、棟上げともいうそうです。



「家を建てるんだから上棟式をせにゃーならん」とN也さん。


それに賛同した劇団員が準備をして、

舞台完成後に「上棟式」が決行されました・・・!(ひえー)



 

     ~上棟式の様子~



舞台裏

さっそうと屋根に上がるN也さん。意気込みが感じられます!


舞台裏

ざるの中身は小銭やお餅、お菓子です。



舞台裏

~上棟式 1回目~

(え?1回目??)


公演の成功を祈願して・・・・


舞台裏

「それー!」

(初めてなので、周囲に少し戸惑いが見えますあせる


照明まで当てられ、まるで何かのお芝居のようです。


この後、せっかくGetしたお餅などは回収され・・・

「その場にいなかった人のため」という理由で、

翌日、「上棟式」 第2回戦!


(N也さん、もう一度やりたかったようです)



舞台裏

~上棟式 第2回戦~

「それー!!」


2回目なので積極的に前に出る人々。

鍋を手に、果敢に攻めているのは「美津江」さん役のHさんです!


これで終わりかと思いきや・・・


舞台裏

~上棟式 第3ラウンド!!!~

「そりゃーーーー!!!!」 「うわーーーっっ!!!!!」


人数も増え、我先にと群がります。


合計3回も行われた「上棟式」。

貴重な体験ができました。


・・・以上、「上棟式」のご紹介でした。




舞台写真や仕込みの様子、舞台装置など

リアルタイムでは、詳細をお伝えできませんでしたが

ようやくご紹介できましたニコニコ


写真が載せられるというのは、できることが増えてイイですね!


こうしてブログを通じて

稽古から公演までの様子をご紹介できるのは、新鮮な試みでした。

楽しんで更新させていただきました。


次回はお寄せいただいたアンケートを一部、ご紹介したいと思います虹




(くまはち)

仕込み風景

こんばんは。


タイヤ交換をし(てもらっ)たくまはちです車

冬の道は心底おっかないです。

安全運転で行きたいと思います。


今日は夕焼けがとてもキレイでしたね夜の街

皆様はご覧になりましたか?



連日、写真や文だらけの長~いブログにお付き合いいただき、ありがとうございます。

(昨日は更新をお休みしましたがあせる

今日も写真がいっぱいの予感です。良かったらお付き合いくださいませニコニコ



さて、今回は「舞台装置の仕込みの様子」をご紹介したいと思います。

 


      ~仕込み風景~



舞台裏

可動式の舞台と、基本舞台が建った様子です。

(舞台が建つ前に行われた照明の作業は、11月15日(木)のブログ をご参照ください)

舞台裏

パンチが貼られた可動式の舞台&基本舞台の上に、

新たに組まれた舞台。(家の土台ですね)


舞台裏

まず建ったのは、「押入れ」の骨組みです。

舞台裏

そこから「納戸」「玄関」「台所」・・・と、どんどん姿を現します。


舞台裏

「屋根」の片側を設置。

舞台裏

反対側も設置。

舞台裏

長ーい棒?で照明を調整しているところです。

舞台裏

畳が敷かれます。


舞台裏

畳がずれないよう、畳と押入れのすき間に

細長く丸めて黒く塗った新聞紙を入れています。

舞台裏

釘の頭をマジックで黒く塗りつぶしているところです。

(そのままだと目立つため)


舞台裏

暗幕を張ったり、電灯や蛇口を設置したり、

玄関や窓に布を貼ったり、それらを細工したりして・・・


舞台裏
「福吉美津江」さんのお家、完成です!

(家だ―!家が建ったどー!)


仕込みが終わると、照明や音響の調整が始まります。



そしてなんと・・・上棟式を行ったんですキラキラ

そちらの様子はまた後日ご紹介しますね虹


(くまはち)

舞台装置写真

こんばんはお月様


勤労感謝の日、皆様いかがお過ごしですか?


一週間前は公演初日でした。今頃お芝居の終盤辺りかな・・・と

想いを馳せるくまはちです。



ハガキのアンケートも劇団事務局に続々と届いているようです。

来週から総括が始まりますが、読ませていただくのが楽しみです。

皆様からの「声」が何よりの励みですアップ

ありがとうございました!



さて、今回は「舞台装置写真」をご紹介したいと思います。




       ~舞台装置~


舞台裏

ギャラリー(2階部分)の正面から見た舞台全景。


舞台裏

同じくギャラリーの上手側から見た舞台全景。


舞台裏

台所その1。


舞台裏

台所その2。


舞台裏

流し。


舞台裏

玄関 正面。


舞台裏

玄関足元(舞台側)。


舞台裏

玄関足元(舞台裏側)。


舞台裏

納戸。


舞台裏
押入れ その1


舞台裏

押入れ その2

舞台裏

電灯その1

舞台裏
電灯その2


舞台裏
縁先。


舞台裏

ギャラリーの舞台裏側から見た屋根部分と煙突。


舞台裏

塀その1。


舞台裏
塀その2




写真が大変多くなってしまいましたショック!


仕込みの時は「小ホールに家が建った!」と感動しました。


台所も使い勝手良さそうだし、

押し入れもあるし、

畳もちゃんと敷いてあるし・・・。


2008年の第42回公演「水平線の歩き方」 の舞台装置が建った時も

「住めるんじゃないか?」と思いましたが、今回も住めそうです。


舞台に上がる時、まさに「お邪魔します」と言いたくなりました。


次回は「仕込み風景」をご紹介したいと思います虹



(くまはち)