10日目(11月17日) 鎮魂の旅の最後の1日はカトマンズ観光をして、夜中の便で帰国の途に就きます。
市内観光は78年に行った処と同じ場所で当時に比べて人で混んでいましたが世界遺産に登録されたので建物は殆んど変わっていませんでした。
パシュパティナート(ヴァ神を祀るネパール最大のヒンドゥー教寺院)
寺院に併設した火葬場で荼毘に付した後の灰は聖なるガンジス川の支流(手前の川)に流し、川では子供達が遊んでいるので生と死が同じ空間にある感じがします。
荼毘の順番待ちの遺体が袋に入れられ横たわっています。
(右寄り下の横長の白い袋とその下の縦長のオレンジ色は遺体です)
ヒンドゥー教の修行僧(後列の3名)、前列3名は修行僧の見習い???
(修行僧の撮影は有料です)
当日はカーニバルが行われて大勢のヒンドゥー教徒の行進を観る事が出来ました。
ヒンズー教徒寺院にはヒンズー教徒以外は立ち入り禁止でヒンズー教徒は裸足になって参拝します。
ここから先もヒンズー教徒以外は立ち入り禁止
ヒンズー教徒は全員が裸足です。
ボーダナート(世界のチベット仏教の中心地でブッダの骨が埋められていると言われ、高さ約36mの巨大仏塔はネパール最大で四方を見渡すブッダの目が描かれているチベット仏教寺院 )
3日目にマルファの河口慧海記念館に触れましたがボーダナート寺院の裏の館に河口慧海の功績が詳しく書かれていました。
ダルバール広場
通りには土産店などが軒を揃えています。
ハヌマン・ドカ(旧王宮)
クマリの館
クマリは5歳程度の少女達から選ばれ初潮を迎えるまでの数年間を親から離れクマリの館で「生き神」として過ごし、初潮を迎えると一般人になる。
また、クマリは社会から断絶された状況にあり、人権擁護団体から幼児虐待や軟禁状態にあたると非難の声もあがっているようです。
賑やかなカトマンズ市内
昔はカトマンズの物価が安かったので長期滞在してもお金はあまり掛からなかったのが現在は経済発展して豊かになり、給料も上がらずデフレが続いた政策失敗の30年間の日本と円安の影響もあり物価は日本と変わらなくなっていました。
市内観光後はカトマンズ市内のホテルに戻り夕食を食べた後に荷造りをして夜中の便で帰国しました。