ネパールから鎮魂の旅を終えて帰国して二ヶ月が経過し、この二ヶ月間で政治資金パーティーの収入の一部を自民党の二派閥が裏金化していた事が発覚して安倍派の池田佳隆衆院議員と秘書が逮捕されましたが自浄作用が効かない自民党では逮捕者が続出しそうです。
また、昨年4月に行われた江東区長選で柿沢未途前法務副大臣と秘書4人が公職選挙法違反(買収)の疑いで逮捕され2020年の河井克行元法務大臣に次いで二人目の法の番人のトップの逮捕となり岸田首相が閣僚は適材適所で選んだとの答弁を信じれば全く人を見る目がない総理になるだろうし、各派閥から提出された名簿から各派閥に忖度し、国民の利益よりも自分の権力の延命を考えた人事だったと思います。
そして統一教会の問題にしても当初は歯切れの悪い答弁で、外交では多少の評価が出来ても桜を見る会などの疑惑で世論が二分され統一教会との関係が報道されるに連れて国民の大半が反対した一昨年の安倍元首相の国葬が決定のプロセスが不透明だったのは最大派閥の安倍派に忖度した結果だと推測します。
そんな中で今回の政治資金パーティーの収入の一部を裏金化していた問題を最大派閥の安倍派の最高責任者だった安倍元首相が知らなかった筈もなく、むしろ犯罪の中心にいたと考えるのが普通で、総理大臣が派閥に忖度した政治を行っているようだから政権の支持率が低下するのは当然の結果で、派閥に忖度せずに国民の方を向いて政治を行う総理大臣は国民が直接選挙で選べる仕組みにするしか方法がないと考えます。
さて、ブログの写真はシギやチドリ類の秋の渡りのシーズンの昨年9月に我が家の周辺の田園地帯に飛来したムナグロです。
エリマキシギ(左)とムナグロ(右)