外来種 No1 カオジロガビチョウ ガビチョウ  | 呑兵衛のブログ

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私は脳脊髄液減少症の患者さんのブログで同病に辿り着くことが出来、2012年4月、8月、2013年8月の3回EBPを行い2015年3月下旬からほぼ1日動けるまでに回復を致しました。
ブログは同病の知名度の向上と患者さんの参考になればと思い書いてます。

アメリカザリガニとアカミミガメ(ミドリガメ)の野外放出と売買が禁止されてから今月1日で1年が経ちました。

 

違反すると最大で3年以下の懲役、または300万円以下の罰金が課せられる事になりましたが2種類とも完全に定着してからの法の施行では遅過ぎると思います。

 

私が子供の頃はアメリカザリガニは見た事がなかったもののアカミミガメは祭りの露店などで販売され私も子供の頃に購入して飼育した記憶があります。

 

アメリカザリガニは昭和初期に食用として輸入されたウシガエルの餌として輸入した個体が養殖池から逃げ出し生息域を全国に広げて農業に害を与えるまでに繁殖し、私がカワセミなどを撮影する池や沼でも観られるので繁殖力が強く日本の固有種などの生態系に与える悪影響が懸念されます。

 

アカミミガメ(ミドリガメ)  (撮影 リハビリ公園) 生態系被害防止外来種に指定

 

上記の2種類の生物以外でも生態系に影響を与えている外来種はブルーギルやブラックバスなどの魚類が水産業界に被害を与えているし、自宅周辺でもアライグマやハクビシン等の外来生物の生息を確認しているのでタヌキなどの日本の固有種に与える影響が危惧されます。

 

アライグマ  (撮影 自宅近郊の森で) 特定外来生物 に指定

昔ペットで飼われていたアライグマの子孫で罠に掛かり殺処分される可哀そうな運命で、猟友会が駆除を行い1頭に付き市から数千円が貰えるそうです。

 

また、昨年の4月に訪れた奄美大島ではハブ退治の為に持ち込まれたマングースが増え駆除を続けて現在は絶滅し、ニュージーランドでもイギリスの植民地下時代に狩り目的で持ち込まれた動物等により絶滅の危機にある野鳥を守る為にテンやオコジョ等のイタチ科の肉食獣を国を挙げて駆除していました。

 

鳥類ではリハビリ公園の野鳥の種類も数も年々減少している代わりに侵略的外来種(特に生態系や人間活動への影響が大きい生物 )ワースト100定種に指定されているカオジロガビチョウやガビチョウが増え続けています。

 

カオジロガビチョウ  (撮影 リハビリ公園)  特定外来生物 に指定

 

ガビチョウ  (撮影 リハビリ公園)  特定外来生物に指定