〇あらすじ

寂れた商店街を舞台に、大人たちの闇と若者たちの姿を対比させながら現代社会を冷酷かつ皮肉に描いたドラマ。
人づきあいが苦手な宮田駿は環境を変えるために上京し、下町の商店街にある弁当屋でアルバイトを始める。夢見ている小説家への道は険しいが、弁当屋では気さくな店主・児玉ゆり子や同僚の小坂由香らに囲まれ、新生活は順調に滑り出したかに見えた。そんなある日、駿と由香は、ゆり子が商店街会長の佐伯とともに、商店街全体を巻き込んだ残忍な計画を企てていることを知る。駿と由香は行動を起こせない自分たちに歯がゆさを感じながらも、秘密を共有するうちに距離を縮めていく。
2022年製作/116分/G/日本

※映画.comから抜粋

 

〇感想
見応えがあり良かったです。登場する大人はクズばかり、また職場にもそのような大人がやって来る。それを冷ややかな目で見つめながら、日々、坦々とアルバイトの業務をこなす駿と由香。由香の憂鬱な表情は台詞は少ないものの、スパッと切れ味がよいナイフのよう。

そのヒロインの由香が何かあるごとに「気持ち悪い」と吐き捨てるように言う。この言葉は俺ら世代にはインパクトのある言葉で、関西弁で言う「きしょい」、「きしょいねん!」とは少しニュアンスが違う。由香の言う「気持ち悪い」は、生理的に受け入れらず更に相手に対して軽蔑する意味。後者は「しょうもない」「あざとい」などの意味がある。彼女の態度、言葉が先にも言ったナイフとなり突き刺さる。

 

登場する大人たちは、商店街会長の佐伯(渡辺裕之)を中心に、身寄りの無い孤独な老人達を殺害し保険金詐欺を企んでいるクズ集団。彼らは殺害を流れ作業のように粛々と進めるその手際の良さは、過去から継続的に行われてきたことを意味する。その事実を知った由香、駿の行き場のない感情は映画のラストで大きく誤った方向へ・・・。

 

由香と俊は夢をみる若者、商店街の大人たちは悪の道を達観したワル、この二つの集団が小さな商店街で共存すると、ラストのような化学反応が起こる。(ラストは自分で確かめてください)

小さな町、商店街であれば映画ほどでもないが、大人な事情があり、それをその地域の大人たちが片を付ける場合がある。この映画はそういうマスコミにも取り上げられないような闇を表に出した映画である。

 

 

 

※追記

明日から暫く、仕事で遠くの色々な場所に行きます。

以上

 

よく焼く派?ちょっと生派?

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俺はサッと焼くだけです。
表面の色が変わればOK。
生でもOKです。(ゾンビーズ)
   
イメージ画像ではありません。ユッケ美味しい。
 
しかし、世間では「よく焼く」「しっかり焼く」「ウエルダン」
が多く、更に上をいく「炭化」ここまでは無いかw
 
そういう中、ある一人の古い友人と焼肉に行く時があります。
その友人は、肉はハンバーグ等の原型がないモノが好きなタイプ。
肉の塊のようなリアルが苦手、魚も頭と尾っぽが付いているとNG。
なので肉は超ウエルダン(俺基準では炭化に近い)
 
その友人と焼肉を食する際に、施行される暗黙のルールがあります。
 
それは〝焼肉不可侵条約〟です。
互いに、焼網の陣地(焼く場所)が決まっており、
そのエリアには侵攻しないというルール。
しかし、必ず「おまえ、それまだ生やで!」
「お前こそ、それは炭や!」等と論争になります。
尚、40年以上も不可侵条約が破られたことはありません。
 
古い友人とは過去のブログを参照。(スターレットの元ヤン)

 

〇あらすじ

テレビドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の監督・塚原あゆ子と脚本家・野木亜紀子が再タッグを組み、両シリーズと同じ世界線で起きた連続爆破事件の行方を描いたサスペンス映画。


流通業界最大のイベントである11月のブラックフライデー前夜、世界規模のショッピングサイトの関東センターから配送された段ボール箱が爆発する事件が発生し、やがて日本中を恐怖に陥れる連続爆破事件へと発展する。関東センター長に着任したばかりの舟渡エレナは、チームマネージャーの梨本孔とともに事態の収拾にあたるが……。


主人公・舟渡エレナを満島ひかり、梨本孔を岡田将生が演じ、事件に巻き込まれる関係者役で阿部サダヲとディーン・フジオカ、捜査を担当する刑事役で「アンナチュラル」の大倉孝二と「MIU404」の酒向芳が出演。さらに「アンナチュラル」から三澄ミコト役の石原さとみ、中堂系役の井浦新、久部六郎役の窪田正孝ら、「MIU404」から伊吹藍役の綾野剛、志摩一未役の星野源らが再結集する。
2024年製作/128分/G/日本

※映画.comから抜粋

 

 

〇感想

メチャ、メチャ面白かったですが「アンナチュラル」「MIU404」は観た事がないです。それでもメチャメチャ楽しめました。最近観た「モンキーマン」が期待外れやっただけに、、、とかではなく、豪華キャスト!超エンタメ大作!って感じで、スタートからエンドまでノンストップ!ジェットコースタームービー!でした。

 

映画製作の核となる監督(塚原あゆ子)、脚本(野木亜紀子)、プロデューサー(新井順子)、主演が満島ひかり、全て女性で、社会の闇を女性目線で描いた映画です。

 

塚原あゆ子監督の過去の映画作品を確認すると「コーヒーが冷めないうちに」(有村架純ちゃんが出ているから観たやつ)「わたしの幸せな結婚」(これは何かに憑依されて観た?)共に面白かった。塚原監督はテレビドラマの演出、プロデュースが本業なので、観客が何を求めているのか十分に把握している監督だと感じます。(同じく脚本家の野木亜紀子、新井順子も同じです)その才能が映画「ラストマイル」で遺憾なく発揮されています。

 

冒頭であるアパートに宅配で配送された爆弾が大爆発します。普通なら冒頭に一発爆破させると、その後は遠慮がちになり気味、しかし塚原監督一同は、そこをバンバン!宅配爆弾を爆発させます。潔い演出に冒頭から掴みOKです。(「映画なので、やってしまえ!」という現場の声が聞こえてきそうです)

無差別に爆破する!その理由とは?!驚愕のラストが!!

 

更にアメリカ帰りのハイテンションな新任センター長の舟渡エレナ(満島ひかり)のハツラツな働きぶりは気持ちよく、観ていて女性のエンパワーメントもテーマにしていると感じました。他にも西武蔵野署の警視(麻生久美子)、ベテラン弁護士(薬師丸ひろ子)、UDIラボ解剖医(石原さとみ)、デイリー・ファスト・アジア統括(海外女性タレント)幅広く女性が色々な分野で活躍している様を劇中で表現しています。しかし、センター長のエレナは何か怪しい?ネタバレになるので言えませんが、怪しいキャラ設定で観客を更に引き付けます。

〝できる女〟のファッションとメイクにも注目!

 

コロナ禍でネット注文が増え物流関連業務は安い配送料金、細かい顧客ニーズ、ドライバーの減少などで疲弊しています。映画に登場するテッペンの人もそれは最頂上に居る人ではありません。誰が最上流の人か見えないのが組織です。反対にお客様へ製品を届けるのが〝ラストマイル〟(最終の接点)彼らの苦悩がこの映画の重要なポイントです。そのラストマイルの代表者として、親子のドライバー役を火野正平と宇野祥平(一字違いで大違い)らが演じています。これがメチャ味があって、彼らドライバーの背景がこの物語を重厚にしテレビドラマと差別化しています。

Wショウヘイが映画を盛り上げる!

 

他にも見どころは色々とありますが、最後に、ロッカーに書かれた「2.7m/s→0、70kg」この意味と真意は何なのか?是非、劇中で確かめてください!!

この映画は太鼓判を押します。ポンッ!

 

 

※追記

仕事で物流センターへ行く事があります。各作業者が業務内容を説明してくれます。ほぼバーコード、QRコードの照合で注文者と製品を紐付けしており、ピッキング作業を簡素化しています。その大きな目的は、追跡性の確保、誤配送の未然防止と作業効率向上です。はじめて作業するアルバイト、パート、派遣でも10分くらいの説明で作業が可能です。この映画はそういう仕組みの盲点を突いています。

この映画のタイトル「ラストマイル」を直前まで「ラストマイル」と勝手に思い込み、最後に微笑んで主人公が亡くなる映画かと妄想していました;;(一字違いで大違い~🎵)

以上

Amazonから3,4日で「ゆうれい談」が自宅に届きました。

 

中古ですが、帯付きの美品でした。

小学生の時に読み、それっきりで、どんな話か忘れたのでじっくりと読みました。

やはり、じわ~っとくる怖さでした。

収録作品は以下の通り・・・

「ゆうれい談」「読者からのゆうれい談」「ゆうれいタクシー」「蓮の糸」「タイムスリップ」

その中から、いくつか紹介します。

 

この漫画の舞台は、女性版のトキワ荘な雰囲気、1970年代の少女漫画家が集まるアパートで集めた怖い話です。また、山岸凉子を中心に、当時の仲間の漫画家たちが実名で漫画に登場しています。

萩尾望都、ささやななえこ、大島弓子、宮本令子、本宮ひろ志、みやわき心太郎などなど。

 

『国分寺の石垣』談:みやわき心太郎

国分寺の石垣が続いた暗い道を心太郎氏と、アシスタントの二人で歩いていました。

二人は、途中で後ろから誰かがつけて来る事に気が付きました。

よく見ると、それは小学生くらいの男の子でした。

 

時間を確認すると午前3時、「何でこんな時間に子供が一人でいるんだ!」

また、あたりは真っ暗なのに、その子はハッキリと見えます。

 

 

急に一人が走り出しました!そして、心太郎氏も恐怖が恐怖が呼び無我夢中で走りだしました。

 

走りながら目の端に見える石垣の上を、、、

 

見ると!あの少年も一緒に石垣の上を走っていました・・・・。

 

あれは何だったのか・・・。

 

 

『かくれんぼ』談:読者からの手紙

ある街に住む小学生の姉妹の話です。

子供達だけで留守番している時に暇だったので〝かくれんぼ〟する事になりました。

妹が隠れて、お姉ちゃんが探す役割です。お姉ちゃんは、「1、2、3、・・・」と数えて、

100まで数え終わりました。妹は静かに息を潜めて、どこかに隠れています。

そうすると、お姉ちゃんが「〇〇ちゃん、み~つけた、出ておいで」という声が聞こえます。

妹は「え?、まだ見つかっていないのに、何を言っているんだろう?」と思いました。

でも、あることを思い出しました。昔に姉が今回と同じように見つけたフリをして、出ておいでって言われて出たら、それは嘘で出たとたんに「みーつけた🎵」と騙されたことがあったのです。

今回も前と同じことだろうと思い、隠れ続けました。

 

 

しかし、姉は「見つけたから、早く出ておいで」としつこく言い続けます。

そこで妹は半ギレで隠れていた場所から出て、お姉ちゃんが居る部屋まで行き言いました。

「もう!お姉ちゃん、ズルい!私はこっちにいるよ!」というと、

姉はタンスの中に手を入れて何かを掴んでいました。

 

姉が言うには、タンスに中の手をずっと掴んでいたようです。。。

 

他は、後日にでも・・・。以上

なんやかんや戻ってきてしまう場所は?

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やはり実家です。例の〝死霊の館〟です。(以下、参照)

 

オヤジ、オカンも既に亡くなっているので、
今は妹夫婦と犬が一匹住んでいる実家です。
最近では俺の誕生日イベントを妹夫婦が実家で行ってくれました。
ある意味、映画「男はつらいよ」までとは言わないですが、
ほぼそれに近い環境なんで、、、

映画のジャンルの一つになっている映画「男はつらいよ」シリーズ、全50作品。
ロケ地巡りするくらいに好きです♬

〝映画音楽を子守唄替わりに聞き、
中坊で大型ゴミのギターを弾き、
二十歳でジム通い、
姓はサイ、名もサイ。
人呼んで浮浪雲のサイサイと発します〟
お見知りおきくださいw

※追記
「男はつらいよ」シリーズで一番好きなシーンです。50作品の中でも最高傑作と名高い第15作「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」の1シーンです。

「寅のアリア」
リリーをキャバレーまで送った寅次郎は、そのあまりの環境の劣悪さに驚き、肩を落としてとらやに帰って来る。「俺にふんだんに銭があったら…」寅次郎は大ステージで歌い上げるリリーの姿を想像し、臨場感たっぷりにさくらたちへ語って聞かせる。寅次郎の切ないまでの愛情が渥美清の演技によって表現されている。山田洋次によれば、後日リリー役の浅丘ルリ子がこのシーンを見て涙を流していたという。このシーンに限らず、渥美清独特の語り口によってなされる“一人語り”はスタッフの間から「寅のアリア」と呼ばれていた。


以上

 

〇あらすじ

「スラムドッグ$ミリオネア」などの俳優デブ・パテルが構想に8年をかけた監督デビュー作で、架空のインドの都市を舞台にひとりの男の復讐劇を描いたアクション映画。
幼い頃に故郷の村を焼かれ、母も殺されて孤児となったキッド。どん底の人生を歩んできた彼は、現在は闇のファイトクラブで猿のマスクを被って「モンキーマン」と名乗り、殴られ屋として生計を立てていた。そんなある日、キッドはかつて自分から全てを奪った者たちのアジトに潜入する方法を見つける。長年にわたって押し殺してきた怒りをついに爆発させた彼は、復讐の化身「モンキーマン」となって壮絶な戦いに身を投じていく。
2024年製作/121分/R15+/アメリカ・カナダ・シンガポール・インド合作

※映画.comより抜粋

 

 

〇感想

これは期待外れ!アクション映画で眠たくなった。この映画をインド版ジョン・ウィックってレビューに書いているけど、それはジョン・ウィックに失礼。アクションシーンは同じ動作の繰り返し、ヒネリも無く、連続アクションに見えて途中でカットが入っており、それをダラダラと見せられているだけ。そんな事を言うなら、もう寝て下さいと言わんばかりに、チョイチョイ母親の意味不明な回想シーンが挿入され、寝落ち寸前。映画のタイトルである「モンキーマン」の出番も少なく、劇中でもそんなに活躍しない。なので、これ以上は言わザル。

 

※追記

こんなアクション映画は野郎ばかりと思っていたら、女性客が半分以上いた。あ~主人公の俳優デブ・パテルの監督デビュー作か!ちっ!イケメンの自撮り画像映画か!納得・・・。

女性ファンが多いのか、劇場の半分以上は女性だった。

以上

 

新作映画鑑賞スケジュール(2024.09)

9月2日(月)

「愛に乱暴」

「悪人」「怒り」などで知られる作家・吉田修一の同名小説を江口のりこ主演で映画化し、
愛のいびつな衝動と暴走を緊迫感あふれるタッチで描いたヒューマンサスペンス。

 

チェーンソーを振り回す主婦の江口のりこ、観るしかない!

 

 

 

9月6日(金)

「エイリアン ロムス」

人生を迷走する若者たちは、廃墟の宇宙センターを見つけ、一獲千金を夢見て探索を開始する。

しかし、そこにいたのは、人間に寄生し進化するエイリアンだった。
逃げ場のない絶望的な状況のなか、宇宙最強にして最恐の生命体と若者たちの戦いが幕を開ける。

「エイリアン」シリーズの最新作!監督は「ドント・ブリーズ」の監督なんで期待大!

 

 

 

「ナミビアの砂漠」

第77回カンヌ国際映画祭の監督週間で、国際映画批評家連盟賞を受賞した長編映画。

自身が人生になにを求めているのかわからない女性の自分探しの旅を描く。

「あんのこと」の河合優実を主演、それだけOK🎵

 

 

 

9月13日(金)

「映画検閲」

1980年代のイギリスを舞台に、当時「ビデオ・ナスティ」と呼ばれた、

低俗・暴力的との烙印を押された作品に対する検閲を題材に描いた心理ホラー。

ある意味、日頃お世話になっている映画検閲官の映画。よろしゅ~お願いします。

 

 

 

9月27日(金)

「Cloud クラウド」

黒沢清監督が菅田将暉を主演に迎え、憎悪の連鎖から生まれた

集団狂気に狙われる男の恐怖を描いたサスペンススリラー。


 

9月は黒沢監督作品で〆たいと思います。胃もたれする??

以上

週末(8月23日~8月25日)の間に鑑賞した映画の中から数本ピックアップして紹介。
アマプラ、U-NEXT、ネットフリックスのいずれかで鑑賞可。
※映画をサクッと解説するYouTube「サクッとシネマ」はここ

 

 

 

「アウシュヴィッツのチャンピオン」

(2020年製作/91分/G/ポーランド)

ホロコーストを生き延びたボクサー、タデウシュ・“テディ”・ピトロシュコスキの知られざる実話をもとに描いたポーランド発のヒューマンドラマ。

けっこう評価が良い映画です。(映画.comで3.8点)個人的にはボクサーに焦点を当てているのか?アウシュビッツ収容所の悲惨さに焦点を当てているのか?よく分からず中途半端な印象しでした。ナチの蛮行については奇をてらうようなストーリーではなく、ストレートに伝えた方が良いと感じます。観ていると「あしたのジョー」の力石と矢吹ジョーが、少年院でボクシングしている様な勘違いをしてしまい、途中でこれはホロコースト映画なんだと何度も軌道修正しました。今まで映画で描いた悲惨なアウシュビッツ収容所と、本作とでは表現が違うので戸惑ってしまいます。

 

 



「サベージ・クリーチャーズ」

(2020年製作/75分/PG12/アメリカ)

女ヒッチハイカーのローズとウルスラは、親切な親子に誘われて彼らの家に寄ることに。しかし、優しくもてなす親子に違和感を覚えて宿泊の誘いを断ると、親子の様子が豹変。ローズたちは注射を打たれて意識を失ってしまう。親子の正体は人食い人間で…。

この映画は興味深い作品でした。ここまで貪欲に色々なホラージャンルをぶち込んだ作品は後にも先にも観たことがありません。人喰い→ヴァンパイア→隕石(メテオ)→エイリアン→ゾンビ→サイコパス神父→二丁拳銃シスターなどが大暴れします。映画というおもちゃ箱へ、上記のホラーなキャラクターのソフビを放り込んだような映画でした。キワモノ好きにお勧めです🎵

 

 

 

「一枚のハガキ」

(2011年製作/114分/G/日本)

戦争末期に召集された中年兵士の啓太は、1人の兵士から「自分は戦死するだろうから生き残ったらハガキは読んだと妻を訪ねてくれ」と一枚のハガキを託される。終戦後、啓太はわずかな生き残り兵士となり故郷に戻るが、妻は父と出奔し、村で彼を待つ者は誰もいなかった。ハガキを書いた友子を訪ねると、彼女は家族を亡くし、貧しい農家でひとり懸命に生きていた。

豊川悦司、柄本明、大竹しのぶ、大杉漣などのベテラン俳優の緊張と緩和の演技の振り幅が楽しめます。撮影当時98歳という日本最高齢監督の新藤兼人が、自分の実体験をもとに引退作として製作した映画らしいです。くじ引きで人生を左右された人たちの壮絶な人生を泣き笑いで描いています。

しかし、映画の流れは起承転結がハッキリしており、サクサクと物語が進むので2時間近い尺ですがあっという間に観終わりました。映画に登場する人々は、昔お婆ちゃんから聞いた戦中戦後の話にも登場していたので、当時は珍しくもなかったんだと思いました。しかし、このような話も高齢化により、映画でしか得られない時代になりました。

 

 

※追記

台風が過ぎる毎に気候の変化を感じます。なんとなく空の雲も真夏とは違う形です。

以上

 

久々の〝すき家〟

仕事の都合で遅めの昼食。

 

牛丼なら〝吉野家〟と一択ですが、

本日はアレを食べたいので久しぶりの〝すき家〟です。

 

アレとは「タンドリーチキンカレー」

 

すき家こだわりのカレーに、やわらかなタンドリーチキンと風味豊かな“スパイス香る特製ソース”をトッピングした商品です。数種類のスパイスやヨーグルトで仕上げた、スパイスの本格的な香りと“ほろほろ”とほぐれる食感が特長のタンドリーチキンと、カルダモンなどが食欲をそそるエキゾチックな風味の特製ソースを一緒にご堪能ください。(公式HPより)

 

よだれメチャメチャ美味しかったです。減量期の為、カレー自体が久しぶりやったんで・・・(涙)

特にタンドリーチキンはHPに書いてある通りで〝ほろほろ〟です!

 

 

すき家のCMキャラクターとしても定着した石原さとみさん。

常時、好感度CMの上位に君臨している。このCMで女性客も増えたそうだ。

 

【栄養成分表】

左からカロリー、タンパク質、脂質、炭水化物、塩分。

今回は並盛だったので、

945カロリー、タンパク質42.7g、脂質29.4g、炭水化物130.1g塩分6.9g

 

ニコニコ栄養成分は一日の約1/3のタンパク質(130g/日)の42.7gを摂取できるのは助かるが、

脂質制限している時期(脂質が50g/日)に29.4gは痛い!他は容認。

 

 

ところで、今まで気が付かなったが、店舗の入口にあるステッカー。

何かな?って思いましたが、

なるほど!強盗にあった時の身長の目安のステッカーやね!

監視カメラと照合すると、犯人のおおよその身長が分かる仕組みやね。

今のいままで気がつかなかった!

 

一瞬、牛丼を食べて、どれだけ成長したか計測するスケールかと;;

親子で「おお!〇〇も大きくなったなぁ~」

って店の入り口で会話しているアホなことを妄想した。

(実際にいたら出入りの邪魔やねww)

以上