◆フィッターとして熟知すべき前提条件… | 児玉千恵子アーカイヴ

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 ある日の昼下がりに、一本のTELがかかってきた。
 「洋服のサイズ直しと、リメークの仕事しています。…メンズユニフォームの身幅出し
を受注したのですが、何センチほど出すのが適正でしょうか?」
 中部地方にお住まいの方で、著名な服飾専門学校を卒業されていた。
児玉千恵子@連絡簿-『服のボディフィッター実践講座』  上京された折に、『服のボディフィッター実践講座』(チャネラー刊)を購入してくださっていた。
 「4年間ほど学校で学んだのに、沢山のお客さまに出会ってないと、難しいものです
ねェ…」

 こういった類の問い合わせを、プロの方々から頂戴することは珍しくない。
 ヒアリングの後、「細身のパターン」、「標準モデル」の場合、「ビッグシルエット」にふさわしい「ゆるみ・ゆとり」のケースを伝え、「ユニフォームやコート」なら、バストやチェストに対して、プラス「何センチ」が、「グッド寸法」とアドバイスすると、電話の声が明るくなった。
 技術者でも悩むこととはいえ、「フィッティングアドバイザー」(2級・1級)の資格取得審査時には、「適正量のゆとり」についての判定項目は見あたらない。
 本来は、フィッターとして熟知すべき、前提の条件であるにもかかわらず…。

〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」 百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーより抜粋
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