◆20%は時代の「風」と「エッセンス」を… | 児玉千恵子アーカイヴ

児玉千恵子アーカイヴ

わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 「今秋冬のトレンド傾向は?」と問われれば、「もう何でもありッ」と私は答える。
 チュニックも引きずりつつ、バルーン・スカートは健在、そこにジレーが浮上し、トレンチコートが登場するかと思えば、全体のイメージはボヘミアン調とビッグシルエットが出てきた…???                           70年代…ファッション史を紐解く
70年代  各種メディアで発表されている「キーワード」を一部拾ってみても、こんな感じになっている。
 市場全体が欧州コレクション情報に目を向け、MDとバイヤーたちがこぞって「みんなで作れば…仕入れれば…怖くない」という潮流や仕掛けが始まったのは、「一体全体、いつの頃からだったのか?」
 かたや、街中で一般の人々が着ていた服から火がつき、ブームになることもある。
 売るときに迷いが生じたり、セールストークが出てこないとき、また何を仕入れたらいいのかと、判断にお困りの方々へのおすすめは、ズバリ、「過去のファッション史を紐解く」ことである。
 10年、20年、30年周期ごとに登場する「キーワード」を見ると、次シーズンにやってくる「色・柄・デザイン・シルエット」の80%は、予測がつくからお試しを!
 残りの20%は、時代の「風」と「エッセンス」を加味すれば、怖いものなしだ。
 「その風とエッセンスが、わからない??」という方は、限りなく勉強不足だ。

 パソコンとにらめっこしたり、売場や室内に立てこもらずに、街へと繰り出し、旅にも出かけ、そこで社交の場に積極的に顔を出し、目に飛び込むもののすべてをリテラシーしてみよう。
 すると「何でもあり」の時代に、人々が欲しがっている「ニッチ」の市場が必ず見えてこよう。
 信じる商人(あきんど)は、救われる(?)から、素直にアクティブな行動に打って出よう。すると、ピンチ・スランプ・マンネリ化から脱出できること請け合いだ。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーより

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