◆フィッティングアドバイザー プロと並み | 児玉千恵子アーカイヴ

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 9月中旬から末にかけて、第10回目の「フィッティングアドバイザー(2級)」資格審査の合否が、各社の人事部門を通じて受験者に通達された。
 今回の総合的な合格率(レディス2級)は、前期(第9回)の69.9%より2.4%も低い、67.5%だった。
 280名が受験して、合格者が189人という結果である。
 合格率だけに着眼すれば、今までの最下位だ。
 そこで
幾多の課題の検証が必要だろう。
 不合格者の多くが、「筆記試験」はクリアーできているが、「実技」では「なぜ、高得点をもらえないのか?」も、様々な角度から探ってほしい。
 「接客が不慣れ…」という側面で切り捨てられるケースもあろう。
 だが、通常の売場とはかけ離れた、緊張もピークに達する環境の中で、「シナリオ」に沿ったようなロールプレイ(模擬演技)の判定では、かえって選択肢が限られるため、いつも通りの力を存分に発揮できないこともあろう。
 とりわけ今回は、いつも以上に、ベテラン組で合格できなかったケースが目立った。
 審査基準が厳しいことは歓迎されることだ。が、チェック項目が現場に即した内容だろうか?
 また審査官は、よく訓練された同じ価値観(技能力)を持つ実体験豊かなエキスパートだろうか?…という視点も忘れてはならない。
 いずれにせよ、努力不足で選にもれた方はさておき、いつもの力量を発揮できなかった、もしくは実力がありながら、規定の審査項目に「迎合」することができなかった方は、指定校で習得した内容を、現場でフルに活かしていただきたい!
児玉千恵子のセミナー (C) DOMINANT LIMITED    プロ(修理&加工技術)も、

            お客さま満足のために、

    日々新しい技術の研鑽に努めている

 昨今、多くの百貨店では、引き続き「販売のプロ」を育て、業績回復に努めようとしている。
 しかし、試験問題のディスクローズがないことや、外部からのエキスパート導入が希薄なままでは、業績回復の一翼を担うには、期待度が高すぎないだろうか?
 お客さまは、百貨店に限らず、いずれの業態のFA(販売スタッフ)に対しても、扱い商品を「熟知しているだろう」との思いがあるから、資格取得者は、最上級のスタイリストであり、かつプロのフィッターに上りつめなければならない。
 メディア関連に携わる関係者からも、審査時の「筆記テストを見てみたい」という声が聞こえてくるのは、注目度が高いせいだろう。
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
「ストアーズレポート」百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーNo.51より

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