◆フィッティングアドバイザー さじ加減 | 児玉千恵子アーカイヴ

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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スタイリングフィッターセミナー  

 03年の秋にスタートした、百貨店協会の「プロセールス資格制度」は、今現在、「フィッティングアドバイザー」(婦人服と紳士服)と「ギフトアドバイザー」の三種類で、それぞれが1~3級まである。
 今後も新たな資格科目を設置し、講座の拡充を図ることが検討されている。         
   日本繊維新聞社主催の児玉千恵子の公開ゼミナール    また、販売職を対象とした          「ボディフィッター実践講座」は開催13回を数える
制度とは別に、経営層を育成するための講座を新設する構想もあるという。
 他業態に打ち勝っていくには、「人材育成」とて、次の手…そして次なる手を、模索していくしかないだろう
 ついに、商人の「プロ集団」を目ざしている「人材育成」までが、競争社会に入ってしまったかのような時代が到来か?
 より優れた「プロ集団」を誕生させるには、「研修カリキュラム」のメニューや項目よりも中身が肝心である。内容によっては、「学べども学べども…」といった悪循環を招きかねないからだ。
 そういった現象を、「補正技術」に例えてみよう。
 こなれた腕前が必要とされる、パンツの「太もものわたり(周囲)」の詰めについて考えてみる。
 太ももから膝、そして裾までを、脇線に並行して同じ幅で詰めた場合と、太ももから膝までを自然に詰めていき、膝下から裾ラインまでの幅はいじらずに、シルエットを描いていく場合とでは、どちらが「太もも」が細く見えるだろう?
 正解は後者で、裾幅とのバランス感覚によって、「太もも」が、お直し前より、細くなった感じが強まることになる。
 「人材育成」もしかりで、いずこも、平行線をたどることにならないように、業態・業種にふさわしい「さじ加減」が必要だ。
 効果的な「制度や講座」は、買い手(ユーザー)は、いつだってプロ、もしくはプロを超えている。…という視点から、プログラムの構築に入るのがおすすめだ!
〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕

(「ストアーズレポート」連載「百貨店プロセールス資格制度」 より抜粋)
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 『ストアーズレポート』 2008年9月号 予告!
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第49回
 「何でもありの時代に実るものは?」
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