「もう、服を買うのめんどうになったッ!」
「えッ」
「いつものブランドで同じサイズを買っても、このところ
なんか着心地が悪いんですよ」
彼は昔からブリティッシュ系の、某ブランドのファンだ。
出張先で、県庁の経営診断班(商店街の財務や活性化などのコンサルティングを担当)の方から、着づらい服の嘆きが飛び出した。
「“ゆとりおんち”というタイトルのコラムには同感ですッ!
県立図書館にも『服のボディフィッター実践講座』が
あったので、何回も読みこみましたッ!」
衣料業界では、「試着とお直し」「フィッティング」関連の研修がさかんにエスカレートしている。が、それらの大半は、新商品を売っていくための「既製服のフィッター」育成と、共通項はあるが、対極にある「修理・リフォームの技術者」養成とを、同一線上で捉えている。
各社が自信を持って、新商品を売っていくには、「修理費が営業利益を圧迫」してはいけない。
「修理・加工室・アトリエ」側は、FAとお客さまとのやりとりを目前で見ていない。
「お直し」を最小限に食い止め、スタイリング提案で喜んでいただくことは、服の作り手にとって喜ばしいことだ。
「本物のフィッター」は、安易な「お直し」をしない!
〔ILLUST:C.KODAMA〕
日本繊維新聞(毎週水曜日掲載)【児玉千恵子のボディ・バージョン】に加筆
Copyright(C)2000-2008 DOMINANT LIMITED All Right Reserved.
【無断転載使用不可】
『ストアーズレポート』 2008年8月号 発売中!
百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザー
第48回 「三つのサイジで暑気を払う葉月」
◇ プロセールスへの期待度
◇ 今世紀風の共生
◇ ジェロと「メラビアンの法則」
【プロ販売員模試】 晩夏を乗りきる雑学テスト