本日、6年半ぶりにPCを変えました。

ノートパソコンは5年で、もう使えなくなっていましたが、3代目はサクサクいくし、よく持ってくれました!

それで、久しぶりにこのブログにも立ち寄ってみました。

同人誌「黄色い潜水艦」は、70,71,72号がでました。

 

コロナで合評会は、夏はメールになりました。秋には、集まって行いました。

 

同人誌に情熱がなくなったわけでもなく、今年も詩と小説を発表しました。

 

昨年は、誰にとってもそうですが、私にとって、とても厳しい年になりました。

 

やはり、寝ても覚めても、小説や文学のことを考えているような作家でないと

ダメなのでしょうか。

井上光晴などは、「全身小説家」と言いつつ、女のことばかり考えていたようだけど。

わが師匠の川崎彰彦さんは、酒のことばかりだったし。

音楽や歌で、何が悪いのか、とも思う。

 

まあ、今年はもう少しここにも来るようにしますね。

ダイナブック、初めてです。軽くてコンパクトでいいけど、ちょっとキーボードが打ちにくいです。

これからまだまだ、旧パソコンのデータを消したりね。

ありますが、がんばってみます。

 

 

 

ご無沙汰しました。

9月にコメント頂いていたのに、こちらのブログにこれなくて、今日気付きました。

すみません。やっと返信させていただきました。

 

今年二月に65歳で亡くなったうらたじゅんさんの全集が発行されました。

全作掲載で630頁。2800円+税 第三書館 FAX03-3208-6623

 

巻末にはパートナーの荒木ゆずるさんの解説。作品紹介というより長年じゅんちゃんに寄り添ってきた

パートナーとして、2002年の胃癌発病から、4度の手術を得て、骨髄に転移して亡くなるまで。

その経緯も含め、感慨深い文章が載っている。

3度目の乳がんの時に、リンパ節を切除することを拒み、それが命取りになったかもしれないが、

リンパ節を取ることで、手にシビレが出るのは、漫画家として絶対避けたかったのである。

 

クリスマスイブの朝に届いたこの本を手にして、こみ上げるものがあった。

一人の女性として、妻として、母として、漫画家として、強く生き抜いたうらたさん。

表現に関わっている人、関わっていこうとしている方たちに。

是非、手に取ってみて欲しいです。

 

 

昨日、京都出町柳のカフエ「かぜのね」で、漫画家うらたじゅんを偲ぶ集いがありました。

路地を入った小さなお店に、人が溢れてクーラーが効かないくらいでした。

昨日の京都は38度? 河原町通りにでたとたん、蒸し暑さに圧倒されました!

パートナーのRさんの挨拶の他に、特にスピーチはなく、ラフな雰囲気。奥の部屋スペースと手前の土間スペースが

別れていたので、どんなメンバーが参加しているのかあまり、わからないけど、これがじゅんちゃんの雰囲気なのかも。。

知人やその知人や、その友達の人と、飲んで喋ってきました。

同級生や、同じ団地の友達、漫画家仲間、そして十代から関わっていた演劇仲間、少し音楽と

じゅんちゃんの交流関係の広さと、温かさが伺えました。

がちゃがちゃ、喋って、ふと一角にじゅんちゃんの写真と、著書が並べられたコーナーで

涙ぐみそうになりました。写真のじゅんちゃんは、

私の知っているはにかんだ表情で、ほっそりと、ふんわりと、たたずんでいたから。

「幻燈」の追悼特集号を買おうとおもったけど、それはお家用のモノで、

注文しても北冬書房さんにも、今は在庫ないそうです!

近くのギャラリー「トランスポップ」で、追悼展示があり、行って来ました!

 

右は、「うらたじゅんの作品集」スケッチブック仕立て。左が大判ポストカードです。

こんな感じの絵が、なつかしい昭和に匂いと、でも浮遊するイメージのカケラが。

ギャラリーでは、もう買い手のついた絵もありました。入り口のドアが反射して、見にくいです。

 

コスモス畑で、縄跳びする少女。

 

2002年の胃癌以来、数か所に癌を発病して、手術と闘病を続けてきたじゅんちゃん。

最後はやはり癌に、命を奪われたけど、辛い日々だったと思うけど。

ここまで精進して、プロと呼ばれる絵描きになり、売れる絵を描けるようになったことは

ホントに敬服に値するよ。

あなたが、本物であることは、絶対に確かだ。

自分の才能を大切に育て、素材を生かして、命までも使いきった、生かし切ったように思います。

 

おめでとう、そして、安らかに眠ってください。

 

 

 

この号も無事に発行されました!

70号記念ゲストエッセイ

事故から立つとき                         野呂重雄

「生きざま」という言葉                      涸沢純平

                                                               

小説・エッセイ

不用意な少年伝(三十五)  死にそびれ         広岡 一  

夢の残り・タコ                    天野 律子   

山桜桃の日々                     島田勢津子                           

春の使者                        宮川芙美子

十年食日記                       木下衣代

カフェ・ブレーク

占いキューピット                    本 千加子

うらたじゅんさん追悼・私信

夜がらす忌のこと                    島田勢津子

総目次・61号~70号       

 

以上のラインナップです。

                      

 

                                

                            

 

報告が大変遅くなりましたが、13日に九条でのお墓参りと、大和郡山城址でのお花見も無事に終わりました。

 

 

作年1月に62歳で亡くなった「黄色い潜水艦」同人の三輪正道さんのことが、昨年6月発行の 「本の雑誌」「ロングリリイフ」(秋葉直哉氏)

に採りあげられていました。

三輪さんのフアンは結構多いようですね。著書は編集工房ノアから5冊出ています。

 

今年2月に64歳で亡くなった漫画家のうらたじゅんさんのことは

4月7日の 読売新聞に紹介されました。

大きな囲み記事です。読売には、挿絵を描いていました。

 

二人とも、家事や仕事や日常のもろもろをこなしながら、創作を続けられたことに 敬意を表します。

ヘタレな私は、すぐにもう、投げ出したくなるのですが、お二人の姿を励みに、もう少し頑張ってみようと思います。

 

 

 

今年も川崎彰彦を偲ぶ、「夜がらす忌」の季節がやってきました。

 

川崎さんの読者の方は、お気軽にお立ちより下さい。

 

花見は、郡山城址の公園。市民会館(旧図書館)の近く、小野十三郎の詩碑のあたりです。

 

4月13日(土)

11:30~ お墓参り 九条極楽寺(近鉄九条駅から徒歩15分)

13:00前後~  お花見 郡山城址公園 郡山会館前(近鉄郡山駅から徒歩10分)

お墓参りから参加の方は、公園まで40分くtらい歩きます。歩いやすい服装で。

お花見から参加でも可。

お弁当、飲み物、敷物は各自持参してください。

 

毎年新しい、方も参加されています。お気軽にご参加ください。

 

問い合わせは、setu926yama●gmail.com

まで ●を@に変えて下さい。

 

 

 

 

 

筑摩書房のちくま文庫から発行された「老境まんが」2月10日発行。

「五月の風の下」が収録されている。どちらかというと地味な作品。

他にも「嵐電」や「冬のプラネタリウム」など、うらたじゅんの絵のフアンタジー、美しさ、面白さ、物語の深い人間味など

がにじみ出ている作品も発行されています。

是非、手に取ってみてください。

黄色い潜水艦69号も無事に発行されました。

今週末が合評会です。

小説

夢の残り・アサギマダラ       天野 律子  

フェイスブック狂想曲        島田勢津子 

今、夕映えのなかに         本 千加子

観覧車               山本雄司  

ステント              天見 三郎 

評論・その他                          

詩人桃谷容子と

   テレーズ・デスケルウ       宮川芙美子

たまゆらの断罪「蜘蛛の糸」より   木下衣代

 

のラインナップです。

興味を持たれた方は、コメント、メッセージをください。

写真は、いずれもカーペットが映りこんでしまいました!

 

 

 

今日、知人から聞いて驚きました。

先週の7日だったそうです。

うらたさんはプロの漫画家で、故川崎彰彦さんの古い知友でもあり。

私は、川崎さんの記念会でお会いして以来の、20年近いおつきあいでした。

 

むかーし、居酒屋でバイトしていた時に、客の川崎さんに

『漫画を諦めずに書き続けなさい」

と励まされたことを、ずっと長く心に留めていました。

個展の挨拶でも、必ずその話をするじゅんちゃんは、とても義理堅く誠実で純粋な人でした。

 

私は、ながくじゅんちゃんとは会っていなかったし、そんなに親しい友人でもなかったけど。

癌の闘病を長く続けている彼女のことは、ずっと心のどこかにあった。

2010年、川崎さんが亡くなった時に追悼号に、挿絵をお願いした。

とても素敵な、挿絵を描いてくれました。

翌年、私も初期の癌が見つかって、その時困って電話した私に、アドバイスをしてくれた。

退院したらランチでもしましょうと、言いつつ、会えないまま。

二人で会ったこと、なかったしね。

後日、本と一緒に「渡そうと思っていた」というよつばのクローバーのハンカチを送ってくれた。

私などがおこがましいけど、どこかで、同じように創作を続けている者として

会えなくても、繋がっている何かがあると、思いたかった。

 

彼女の個展には何度か行った。単行本や「幻燈」も手にしている。

「黄色い潜水艦」には「冬のプラネタリウム」(単行本)の書評も書かせてもらった。

何度も、再発しながら、その度に切り抜けてきたじゅんちゃんだから、きっともう大丈夫と思っていた。

病の度合いと、反比例するように、新聞連載の挿絵とか東京の個展とか、活躍の場は増えていった。

亡くなった2月7日は、〉新しい本の発行される日だった。

じゅんちゃん、きっと頑張って待っていたのだと思う。

先に手元に届いたのだろうか。

 

もっと、本の写真とか、再販されることになった「嵐電」のこととか

かきたいけど、今は、混乱していて無理です。

安らかに眠ってほしい。

本当に、よく頑張って描き続けたよ。

つげ義春の後継者としても、じゅんちゃんの作品は、立派に世に残っていくと思う。

ありがとう。

今日、文学学校で文学集会でした。

うちのクラスは、「焼酎のお湯割り」とカナッペ、リンゴケーキ、炊き込みご飯おにぎり、クッキー詰め合わせ

の、販売をしました。

カナッペは特に、毎年ポテトサラダを作る男性、アボガドやチーズ、明太子のペースとを作る女性が

持参して、リッツに載せます。

チューターの私はいつも、頂きものの焼酎を持参して、お湯割りにして販売。

でも「神の河」って結構しますね。一杯100円て安すぎました!

すべて完売しました!

 

他のクラスも、焼きそばに卵焼きに、ウインナー。その場で作っているところが多かったです。

鳥のフライや赤飯も、作ってきている!

 

雨交じりのお天気の中、出てきてくれるクラスの方たちの

気持ちが嬉しくて、学園祭っぽいこの賑わいも嬉しくて、久しぶりのお顔に会えるのも楽しかったです。

これで、今年の文校通いは、オシマイ。

 

同人誌「黄色い潜水艦」69号も、構成に入っています。

今日は、在庫のお問い合わせも頂きました。

来年も良い年に、なりますように!

 

 

今頃になってしまいましたが、67,68号も無事に発行され、8月には合評も終えました。

 

67号の木下衣代「柔らかな裂け目」が、今年度の神戸エルマール文学賞の佳作賞に入賞しました。

各同人誌評にも採りあげていただき、ありがたいことです。

島田も、数年ぶりに「美容室グロッタ」が複数の同人誌評に採りあげていただきました。

励みになります。

現在は、11月末締め切りに向けて、仕上げの段階です。

こんなブログでも、見て頂いているようですので、今後は時々更新するようにいたします。