昨日、京都出町柳のカフエ「かぜのね」で、漫画家うらたじゅんを偲ぶ集いがありました。

路地を入った小さなお店に、人が溢れてクーラーが効かないくらいでした。

昨日の京都は38度? 河原町通りにでたとたん、蒸し暑さに圧倒されました!

パートナーのRさんの挨拶の他に、特にスピーチはなく、ラフな雰囲気。奥の部屋スペースと手前の土間スペースが

別れていたので、どんなメンバーが参加しているのかあまり、わからないけど、これがじゅんちゃんの雰囲気なのかも。。

知人やその知人や、その友達の人と、飲んで喋ってきました。

同級生や、同じ団地の友達、漫画家仲間、そして十代から関わっていた演劇仲間、少し音楽と

じゅんちゃんの交流関係の広さと、温かさが伺えました。

がちゃがちゃ、喋って、ふと一角にじゅんちゃんの写真と、著書が並べられたコーナーで

涙ぐみそうになりました。写真のじゅんちゃんは、

私の知っているはにかんだ表情で、ほっそりと、ふんわりと、たたずんでいたから。

「幻燈」の追悼特集号を買おうとおもったけど、それはお家用のモノで、

注文しても北冬書房さんにも、今は在庫ないそうです!

近くのギャラリー「トランスポップ」で、追悼展示があり、行って来ました!

 

右は、「うらたじゅんの作品集」スケッチブック仕立て。左が大判ポストカードです。

こんな感じの絵が、なつかしい昭和に匂いと、でも浮遊するイメージのカケラが。

ギャラリーでは、もう買い手のついた絵もありました。入り口のドアが反射して、見にくいです。

 

コスモス畑で、縄跳びする少女。

 

2002年の胃癌以来、数か所に癌を発病して、手術と闘病を続けてきたじゅんちゃん。

最後はやはり癌に、命を奪われたけど、辛い日々だったと思うけど。

ここまで精進して、プロと呼ばれる絵描きになり、売れる絵を描けるようになったことは

ホントに敬服に値するよ。

あなたが、本物であることは、絶対に確かだ。

自分の才能を大切に育て、素材を生かして、命までも使いきった、生かし切ったように思います。

 

おめでとう、そして、安らかに眠ってください。