働き過ぎのために疲れて眠ってしまった猫藤先生
 
 
こんにちは。猫藤です。

 

前々回は「正しい試験の受け方」について①

https://ameblo.jp/dokutama-nekohuji/entry-12464025768.htmlで、

1【試験前日までにすべきこと】

2【試験当日、試験開始前までにすべきこと】

 

そして前回は急遽

「正しい試験の受け方」について(番外編)

https://ameblo.jp/dokutama-nekohuji/entry-12464520985.html

をお話しました。

 

本日は、「正しい試験の受け方」について②、

3 【試験開始直前にすべきこと】

4 【試験開始後にすべきこと】

5 【休憩時間にすべきこと(+すべきでないこと)】

のお話をします。

 

ここからは、精神論だけではなく、試験の受け方の具体的なテクニック=要領よく無駄なくマックス得点するため解き方の話が多くなります。

 

 【試験開始直前にすべきこと】

  問題用紙・解答用紙を確認する

問題用紙・解答用紙が配布されたら、試験開始時刻までに、表紙の注意書きなど見ても良い所は全て隅々までチェックする。(解答用紙は何枚あるのか、氏名・受験番号を書く欄はどこに何か所にあるのか、リスニングはいつ開始するのか、選択問題はあるのか、どの問題を選択すべきなのか、などなど)

   良いことや楽しいことばかり考えて笑う。(=良い精神状態に持っていく)

 

【試験開始後にすべきこと】

  氏名と受験番号を記入する。

開始を告げられたら、とにかく真っ先に氏名と受験番号を記入する。(数か所記入させられる場合もある!)

  問題を全体的に確認する。

問題構成に変化はあるのか、大問は何題あるのか、真っ先に解くべき知識問題はどこにあるのか、自分にとってどれが一番解きやすいか、何の単元か、などなど。

  優先順位をつける。

どの問題から解くかを決める。(あくまで自分にとっての解きやすさ、得点のしやすさが基準。実際にやってみたら案外解きにくかった場合などは、即座に解く順番を変えるなど、臨機応変な対応も必要。

  時間配分をする。

試験時間引く510分で、時間配分をする。(例えば英語計120分うちリスニング11分なら、120分からリスニング15分と最後の見直し解きなおし分5分引くから残りは100分あり、それを残りの大問4題で割ると大問1つにつき約25分使うことができ、残りの時間5分で最終見直しや解きなおしができる。)

  試験開始時に立てた時間配分・計画に基づき、各大問時間がきたら全て解き終わっていなくても次の大問に進む。解けない問題に無駄に時間を使ってしまい、本来解けていた問題で失点してしまうことを防ぐ。(「時間があればできてたのに!」を防ぐ。

  一通り解き終わったら(一巡目が終了したら)、残りの時間を確認し、1点でも得点するために有効に時間を使う。

1巡目では解けなかったけど、もう一度考えれば解けそうな問題を解く

・解けそうな問題が残っていなければ、すでに解答した問題の解きなおしをする

・計算ミス、解答ミスなどがないか何度も見直す

・試験終了まで諦めない

  試験終了時刻直前に、根拠なく解答を書き換えない

何となく不安に感じた、間違ってるような気がした、嫌な予感がした、近隣の子の解答用紙が見えて不安になった、などで解答を書き換えると、かなりの確率で不正解になる。

 

【休憩時間にすべきこと(+すべきでないこと)】

  何はともあれトイレに行く

もしものためです。備えあれば患いなし。

  安心するためにノートや参考書などを見直す。

あくまで安心するためのものなので、「あれもできていない!これもできていない!」などと不安になるぐらいなら見ない。また、途中で休憩時間が終了してしまい、確認しきれなくても動じない。直前の勉強は諦めも肝心。

  1科目終了ごとに、出来不出来を考えない。

1科目終わる度にできたあるいはできなかったを考えてはメンタルをやられ、その後の試験に悪影響を及ぼすようなことがあってはならない。1科目終わるごとに、全て忘れて開き直る。

  周囲の会話などに惑わされない。

終わった試験の内容、できたできなかったなどを話している子がいても気にしない。そういうのは大抵お勉強が苦手でアレな子なので、気にする必要がない。

  良いことや楽しいことばかり考えて笑う。(=良い精神状態に持っていく)

 

「時間が有ればできたはずなのに!」、「家に帰ってやってみたら解けたのに!」、「落ち着いて考えてみれば簡単な問題だったのに!」のような悔しい思いは極力したくないです。どうにも解けない問題であれば、さらに学習量を増やして頑張っていればいつか解けるようになるでしょう。

 

しかし学力以外の理由で失点してしまっているのだとしたら、その部分に関しての改善努力をしていかなければ、どれだけ勉強量を増やしても失点し続けてしまう可能性があります。日々の勉強に加えて、試験の受け方についても意識的に取り組んでいきましょう。

 

明日はこのシリーズラストの

「正しい試験の受け方」について③

https://ameblo.jp/dokutama-nekohuji/entry-12464764930.htmlにて、

6 【試験終了後にすべきこと】

についてお話します。

 

 

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