満面の笑顔の馬田先生

 

こんにちは。猫藤です。

 

前回は「正しい試験の受け方」について①

https://ameblo.jp/dokutama-nekohuji/entry-12464025768.htmlで、

1【試験前日までにすべきこと】

2【試験当日、試験開始前までにすべきこと】

をお話しました。

 

本日は、「正しい試験の受け方」について②と題して、

3【試験開始直前にすべきこと】

4【試験開始後にすべきこと】

5【休憩時間にすべきこと(+すべきでないこと)】

をお話しする予定でした。

 

しかし、「正しい試験の受け方」について①に書いた『良いことや楽しいことばかり考えて笑う。』に関するご質問を多々受けたことや、「メンタルなんてどうにもならないっす」、「緊張して頭が真っ白になって終わりっす」など、メンタル弱々発言をよく耳にすることなどを受けて、本日は『みんなで笑いながら医学部に合格しよう!』に急遽変更しまた。

 

先日【試験前日までにすべきこと】⑥に、以下を書きました。

⑥良いことや楽しいことばかり考えて笑う。(=良い精神状態に持っていく)

・すべての科目で毎回する。

・これまで自分がどれだけ頑張ってきたかを振り返る。

・試験がすごくできるイメージをする(「やった問題ばかり出てる!」「すごい簡単!」など)

・非常に良い試験結果が返却される瞬間を空想する(「総合で偏差値75取れた!」「全部A判定だよ!」)

 

そうしましたら、「そんな暇が有ったら勉強させるべきでは?」、「大事な場面で笑うなどもってのほか!」「なぜ笑う?」などなど疑問に思われた方々が思いのほか多くいらっしゃいました。そのような方々に先に申し上げておきます。

 

苦しいときほど「笑顔」を意識すべし‼

 

「全身でプレッシャーを感じながら真剣な表情で頑張れば結果が出せるはず!」と信じて怖い顔をしては周囲を恐れおののかせる人や、「何笑ってるんだ!真剣さが足りない!やる気が無いのか?」などと怒っては周囲のやる気を損なわせる頭の不自由な部活顧問や会社上司などが、この国には案外たくさんいます。このように、試験や試合などの場において、鬼気迫る形相で取り組むことを良しとする文化風潮が、この国には根強くあるように思われます。

 

 しかし、大事な場面でしっかりと実力を発揮するためには、このような文化風潮は逆効果です。プレッシャーによって緊張した心身のままでは、発揮できる力が制限されてしまいます。逆に、笑顔でリラックスしているほうが、冷静さを保って正しい判断や行動ができます。 苦しいときほど笑顔になって、気持ちを落ち着けるべきなのです。そうすれば体の力みが抜けて、呼吸も安定してきて、精神的にも落ち着きます。真面目な顔で心身に緊張を感じているときよりも格段に、力が発揮できるのです。

 

その笑顔の力を証明したエピソードがいくつもあります。

 

 2014年夏の高校野球で、石川県の星稜高校野球部は、9回裏に大逆転を成し遂げました。彼らが掲げるスローガンは必勝ならぬ必笑でした。選手たちは「笑うことでポジティブなイメージが湧くので、心身を落ち着けて前向きに戦える」と語っていました。

 

 また、あるTV番組の企画で笑顔の効能を示す実験を実施されました。笑顔のときと真剣な顔のとき、それぞれで100m走のタイムとピッチングの球速を記録した結果、100m走では笑顔のときに13人中7人のタイムが平均0.18秒縮まり、ピッチングでもやはり笑顔のときに13人中9人の球速が平均12キロも速くなりました。さらに選手たちからも、「笑顔のほうが力まずに動けるから走りやすい」「フォームがダイナミックになるのを感じた」などの声が挙がりました。

 普段から笑顔を心がけるのはもちろん、プレッシャーを感じる局面ほど意識的に笑顔を作ることで、知らず知らずのうちにパフォーマンスは向上します。これはスポーツだけではなく、学力試験、仕事上の大切なプレゼンなどでも同様です。重要な時にしっかりと実力を発揮できる強固なメンタルを養うためにも、まずは笑顔を意識してみましょう。それが成績向上、そして合格に繋がるのです。

 

試験前に笑って頂きたい理由、良いこと楽しいことをたくさん考える理由、お分かりいただけましたか?

・試験に知っていることばかりが出題されてにやにやが止まらなくなる想像

・試験がスラスラ解けて時間が余り余裕の笑みが出る想像

・自己採点中に正解ばかりで笑いが止まらなくなる想像

・すごく良い結果が返却されて血沸き肉躍る想像

・合格発表で自分の番号を見つけて飛び上がる想像

・家族みんなで入学式に向かう想像、

などなど。

 

みんなで笑いながら医学部に合格しましょう! 

 

明日5/30(木)は9:00にブログを更新します。

「正しい試験の受け方」について②

https://ameblo.jp/dokutama-nekohuji/entry-12464709082.html

 

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