自作小説 「機械」 決戦・ 急 その3 | どうも、ドクロ家DEATH!

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きゃっきゃうふふな日々をご紹介、かーちゃん達にはナイショだぞー(゚Д゚)ノ

武道館 花道の上に居るボクチンたちを

一万人の生まれたてキノコ人間が取り囲む







「ぶ、ぶぶぶぶ部長~~~~!」

「どどどど どうしよう!?」

思わず部長にすがりつこうとするボクチンを、ミコシさんが引き止めた

「ドクロッチ 部長は今、集中力を切らせられない状態なんです」







部長を見ると、額から大粒の汗を流し スタンドの力を放出しつづけている







「だいじょうぶ 僕たちがいます」

「ね!なんさん! たまさん!」

ミコシさんがウインクする







「そうよ、大丈夫よ ドクロッチ」

「まかしなはれ~」

と、二人はいたずらっぽく笑う







それを合図にするように

たまねぎさんは前

なんさんは右

ミコシさんは左と

部長を中心にフォーメーションを組んだ








今にも飛びかかってきそうなキノコを前にして、臆することも、ひるむこともなく

なんさんは、冷静に作戦を語った










「ミコシさん おっきいのぶっ放して、キノコをひきつけて」

ミコシさんが元気に返事をする

「ハイ!」



「たまちゃんは、片っぱしから投げ飛ばして 部長にキノコを近づけないで」

「ニャッ!」

たまねぎさんも、待ってましたとばかりに返事をする



「私は、魔法でキノコを叩くから」










なんさんは、ボクチンをみる

ゆっくり、いいきかせるように

「部長のスタンドで機械から、私達を守ってもらう」

「私達はキノコを止める」

「で・・・見たところ、あのステージの上は機械の力は、働いていないようだから」

「ここからが本番」








なんさんのボクチンを見つめる瞳が、熱を帯びているようだ

「ドクロッチは、ステージまで飛んで 機械を止める」








「え・・・ええええええ!?」








なんさんは、握りこぶしで鼻息をあらげる

「ドクロッチが・・・ごりっぺさんを倒して 機械をとめるの!!」








や、やっぱりいいいい!?

「え・・・で、でも どうやってステージまで・・・」

「あ、あの やっぱり ちょっと・・・」








と、しりごみするボクチンの背中をバーーーンッ!と 

たまねぎさんが叩く

「ドクロッチ!修業の成果をここで発揮するのじゃ!!」

「君なら勝てる!!」








い、いや あの・・・その修行がムチャクチャで不安だから

ボクチンはビビっているんだけど・・・







ボクチンは、にげるべきタイミングを失い

「お・・・おう!!ボクチンにまかせて!?」

と言い放ってしまった







かくして









 一万人のキノコ人間と

ごりっぺ達がたちふさがる







機械をめぐる

チーム「なんと」の最終作戦が始まった










つづく

次回は本日 夜UP予定