個展作品紹介 その① 「桜色の鳥と少女の戯れ」 | 伽椰子 (立体造形)

伽椰子 (立体造形)

近年は、剥製を主に据えたオブジェの制作・展示や医療器具を用いたアクセサリーの製作・販売をしています。
ブランド名は、「Death’s-head Hawkmoth」。

多分、全作品の紹介は無理だと思うので、ダイジェスト版で。

 

 

今回は、額縁オブジェの「桜色の鳥と少女の戯れ」という作品について綴ります。

 

 

材質は、石膏・剥製・人毛・フランスアンティーク義眼・流木・石粉粘土・チェコビーズ等です。

 

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うーん、あんまり何を考えていたのか思い出せない。。

 

 

でも、その時、私、すごく寂しかったんです。

 

 

すごく寂しくて、そんなところに舞い落ちるようにやってきた桜色の小鳥。

 

 

つれない態度で懐いてくれなくて、でも触れたくて。

 

 

「孤独感」を表現出来ていたらいいなと思っています。

 

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義眼は本物を使いました。

 

 

虹彩がとても綺麗だったから。

 

 

この目玉は、天空から自分を俯瞰して見ている目玉です。

 

 

まつ毛は、ドライフラワーを加工しました。

 

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ほんとはね、この手達は、小鳥だけじゃなくて色々と私が欲しいものを掴もうとしています。

 

 

人毛は金髪にこだわりました。

 

 

ビーズの髪飾り、小鳥の羽根の色とリンクするようにしました。

 

 

好きなピンク色です。

 

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目の血管すごいな。。

 

 

か細い指が破損しないように、細いワイヤーを指一本一本にくぐらせています。

 

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一番しんどかった作業は、ヘアアレンジだったかもです。

 

 

石膏も慣れていないので何度もやり直しました。

 

 

スキルアップをせねばです。

 

 

以上、随分とざっくりした文章になりましたが、何かしらがお伝え出来ていればいいなと思います。

 

 

その②に続く。