個展作品紹介⑤「死と天使たち」について。 | 伽椰子 (立体造形)

伽椰子 (立体造形)

近年は、剥製を主に据えたオブジェの制作・展示や医療器具を用いたアクセサリーの製作・販売をしています。
ブランド名は、「Death’s-head Hawkmoth」。

この作品で一番大変だったのは、すごく小さな天使の羽根をつくることでした。

 

 

全体像から紹介します。

 

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ブルー・ハーツですよ♥

 

 

十字架は本物の海外から取り寄せたものです。

 

 

十字架で象徴したものは、「死そのもの、またはセメタリ―」。

 

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心臓をブルーにしたのは、「魂の浄化」が済んだ死者を表したかったからです。

 

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目を凝らして頂くと、すごくすごく小さな黒人の天使たちが舞っています。

 

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時間の経過と共に、墓参にくる者も絶え、お墓は蔓植物で覆われていくけれど、いつまでもいつまでも見守っている天使が居ます。

 

 

故人とは、心の中で偲ぶものと思っています。

 

 

それが、小さな天使の正体なのかなと感じます。

 

 

本当は、お墓要らないかも。

 

 

私が死んだら、希望の海に散骨してもらう予定です。

 

 

ちゃんと、リビング・ウィルに書いてあります。

 

 

なんて。

 

 

冒頭で申し上げた通り、めちゃくちゃ小さい天使の羽根を石粉粘土でつくるのが大変でした。

 

 

敢えて色白のぽっちゃりとした天使を選びませんでした。

 

 

私なりの反骨精神ですヽ(^o^)丿

 

 

そして、ふっと私自身の残り時間を想うのでした。

 

 

以上です。

 

 

まだまだ、作品紹介は続きます。

 

 

頑張って、自分のために綴ります。

 

 

ウマイ文章でもなく、画像も100点満点のもので掲載出来てないですが、今後ともよろしくお願い致します。