原価の流れ
この記事には改訂版がございます。改訂版は原価の分類をご覧下さい。
原価の流れについてお伝えします。
原価の流れ
原価の分類で学習した原価がそれぞれどのように計算されていくのかを図で表すと下のようになります。
賦課(直課)は直接費をそれぞれの製品に割り当てることです。
直接費はその製品に直接集計できるので、特に計算をしなくてもどの製品にいくら割り当てるのかが明確です。
それに対して配賦は間接費をそれぞれの製品に割り当てることです。
間接費は製品に直接集計できないので、合理的な基準にもとづいてそれぞれの製品に割り当てます。
原価計算ではこの合理的な割り当てについても今後学習していきます。
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形態別分類と製品との関連による分類についてまとめておきます。
原価の分類(形態別分類と製品との関連による分類)
原価の分類(形態別分類と製品との関連による分類)を表でまとめておくと下のようになります。
| 形態別分類\製品との関連による分類 | 製造直接費 | 製造間接費 |
|---|---|---|
| 材料費 | 直接材料費 | 間接材料費 |
| 労務費 | 直接労務費 | 間接労務費 |
| 経費 | 直接経費 | 間接経費 |
直接材料費
モノの消費によって発生する原価で、その製品に直接集計できる原価が直接材料費です。
自転車にとってのタイヤやハンドル、洋服にとっての生地やボタンなどが直接材料費にあたります。
間接材料費
モノの消費によって発生する原価で、その製品に直接集計できない原価が間接材料費です。
自転車にとっての塗料、洋服にとっての染料などが間接材料費にあたります。
直接労務費
労働力の消費によって発生する原価で、その製品に直接集計できる原価が直接労務費です。
特定の製造ラインで働いている人(工員)の賃金などが直接労務費にあたります。
間接労務費
労働力の消費によって発生する原価で、その製品に直接集計できない原価が間接労務費です。
色々な製品を作っている工場全体の責任者(工場長)の賃金などが間接労務費にあたります。
直接経費
材料費・労務費以外の原価で、その製品に直接集計できる原価が直接経費です。
外注して加工した場合の費用などが直接経費にあたります。
間接経費
材料費・労務費以外の原価で、その製品に直接集計できない原価が間接経費です。
工場の電気代などが間接経費にあたります。
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製品との関連による原価の分類についてお伝えします。
原価の分類(製品との関連による分類)
原価の分類方法の一つとして製品との関連による分類があります。
この分類は製品との関連の仕方によって「製造直接費」「製造間接費」の2つに分けられます。
製造直接費
特定の製品の製造に直接消費された製造原価を製造直接費といいます。
その製品に直接集計できる原価をいいます。
自転車にとってのタイヤやハンドル、洋服にとっての生地やボタンなどが製造直接費にあたります。
製造間接費
多数の製品に共通して消費された製造原価を製造間接費といいます。
その製品に直接集計できない原価をいいます。
自転車にとっての塗料、洋服にとっての染料など、製造機械の電気代などが製造間接費にあたります。
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商品有高帳
簿記3級
販売した商品の単価決定方法商品有高帳(先入先出法)
商品有高帳(移動平均法)
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販売した商品の単価決定方法(簿記2級)
商品有高帳(総平均法)
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形態別による原価の分類についてお伝えします。
原価の分類(形態別分類)
製造原価の分類方法の一つとして形態別分類があります。
この分類は原価の発生の仕方によって「材料費」「労務費」「経費」の3つに分けられます。
この3つを原価の三要素といって、最も基本的な分類方法になります。
材料費
製品の製造のために使ったモノをいいます。
モノを消費することで発生する原価が材料費となります。
主要材料費(素材費)、買入部品費、補助材料費、工場消耗品費、消耗工具器具備品費などがあります。
労務費
製品の製造のために使った人件費をいいます。
ヒトの労働力を消費することで発生する原価が労務費です。
賃金・給料・賞与などがあります。
製造のためなので、工場の工員などの人件費です。
営業マンや経理部などの人件費は含まれません。
経費
材料費、労務費以外の原価要素です。
工場そのものや工場にある機械などの減価償却費、外注加工費、電気代、ガス代などがあたります。
- モノの消費…材料費
- 労働力の消費…労務費
- その他…経費
という理解で大丈夫です。