玄関をくぐると山頭火の詩がお出迎え。
「分け入っても分け入っても青い山」
寄付きには「雲深くして所を知らず」
お茶室には「只在此山中」(ただ此れ山中に在り)
この日の3つの言葉は、どれも自己内政を促す言葉でした。
花は、青いものがルリトラノオ、緑の葉が利休草。
利休草の花は、花弁の下の額のように見えていましたが、
その小さな緑の額のようなものが花弁です。
花入れは、竹の花入れを竹の皮で覆ったもの。
裏には銘として即中斎筆で「苔衣」とありました。
釜は、先週と同じですが、向きが反対で、
今回は、「松と梅」の絵が正面になっていました。
最後の狩野派と言われる「狩野養信かのうおさのぶ」を下絵に彫っているそうです!!
運びの手前で、唐物で真の稽古をつけて頂きました。
主菓子は、6月最後と言うことで「水無月」
干菓子は、打ち物と、琥珀糖。