先日の稽古は2週目なので七事式。
江岑棚。江戸中期の細かい霰の羽釜。
お釜には狩野派の絵が描かれていました。
一方には松の絵、反対側には竹の絵です。
今は時期的に竹の絵の方が涼しげでしょう、
と言う師匠のお言葉で、
正面に竹の絵を据えました。
掛け軸は「山水有清音」
棚は江岑棚。
本日、花月と一二三。
花月はなかなか覚えられない_| ̄|○。
主菓子は「若鮎」。花入は黄瀬戸で「珍至梅、桔梗、シモツケ」かな?
それにしても今月は何かと気忙しい。
玄関に掛けられていたこちらの短冊は、先代の師匠が詠み、
筆も執られた。「柳蔭しみ寿に添いて蛍ぐさ」
我が家の庭にも蛍草が咲いていたはず。
バタバタと目まぐるしい数日を過ごしていて、
ゆっくりとお茶を味わいたいと思いつつも、
なかなか実現できないまま、あっという間に一週間が経ってしまう。
時間よ、たまには止まってくれー。