そう、「飛流直下三千尺」です。
こうして遠目で見た方が、勢いある水が落ちてくる壮大な瀧をイメージできますね。涼しげだわ。
酷暑の夏、涼を求めるのは人の性。
お茶席は、いつも季節に配慮した風情になっています。
平水指も、涼しげ。
私にとって夏の稽古場は、暑くても涼しく感じる、何とも不思議な空間を作り出してくれる場所です。
もちろん、頂くお茶も、温かいのにとても涼しい雰囲気を感じさせるのどごしです。
ほら、この涼しげな瓢に入ったむくげ、そしてオグルマソウに似た黄色い花も、暑さにまけずに凛と、しゃきっとしてますでしょ!
世間と隔離された世界だな、とつくづく実感した今日のお稽古でした。
無心になれて、癒されるんだな、これが。