「風吹南岸柳」
これは、対句です。昨年の3月16日にもアップした軸です。
「風吹南岸柳 雨打北地蓮」
「風が吹き川を隔てた南の岸辺の柳を緩やかに揺らし、
雨は北地の蓮に降っている」 という感じ。
気候・文化・気質などの違いを 否定するのではなく、
その違いを あるがままに受け入れることが、寛容である、との意味です。
こちらの花は、紫色のものが「オダマキ」、右側の花が「コバノジナ」。花入れは、何かを聞き忘れてしまいました。
裏甲釜です。3月、4月は、寒さも和らいでいるため、炭を少なくして、釜も平べったいものが使われるそうです。15年以上も茶道の稽古をしているのに、知らなかった(-_-;)情ないです。
この旅箪笥は、木地なので、利休好み。三種類の点前ができます。何とも今の時代にあったエコスタイルですね。