弄花香満衣(はなをろうすれば かおり ころもにみつ)
掬水月在手、弄花香満衣。 (水を掬(きく)すれば月手に在り、花を弄すれば香衣に満つ )の一節。
この言葉は「花を摘んでいると、いつの間にかその香りが衣に移り、しみついている。」という、春の情景として味わってもいいのですが、禅的には、様々な解釈があるようです。
①花を手折れば、花の香が衣服にしみこみ、花と自分が一体となり、全身に芳香を放つ 「主客不二 物我一如」の境地
②花を手折れば、そこに宇宙の大生命の香りが満ち溢れ、そこに真理が満ちている
③「朱に交われば赤くなる」と同じく、人は交わる友や環境に影響を受ける
④何事も精進努力を重ねれば、自らその妙を会得する (参考「新版一行物 禅語の茶掛」)
①花を手折れば、花の香が衣服にしみこみ、花と自分が一体となり、全身に芳香を放つ 「主客不二 物我一如」の境地
②花を手折れば、そこに宇宙の大生命の香りが満ち溢れ、そこに真理が満ちている
③「朱に交われば赤くなる」と同じく、人は交わる友や環境に影響を受ける
④何事も精進努力を重ねれば、自らその妙を会得する (参考「新版一行物 禅語の茶掛」)
今日は、久しぶりに濃茶の稽古をさせていただいたのですが、毎回、同じところで間違えます。そう、間違って覚えてしまっているようです。
人に教えると良く覚えるそうですね、人に教えるつもりで、自分に向かって、言ってみようかしら。