今朝のスポニチの一面は佐藤輝明の通算三振数が500に到達したことであったが、その「書き様」といえば・・・
まあ・・・
新聞も売らないといけないからだろうが・・・
「500三振は大物の証だ」
とは・・・・呆れる。
三振の記録に関しては中村 剛也が清原 和博を抜いて通算で一位になる直前にひとつ記事を書いた。
2022年6月の記事
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ここにも通算記録を表にあげたが、一位が入れ替わったので再掲載する。
中村 剛也は三振率も堂々のトップ。
ここ最近は出場試合も減少傾向にあったが、山川穂高の離脱〜移籍によってまた増加している。
22年目の40歳だがまだまだ元気に三振を積み上げている。
さて
「三振は大物の証」というがこの表をみれば確かに・・・と
うなづける。
だが佐藤輝明にそれは当てはまるのか。
検証してみる。
上の表で三振率が2割を超える打者・・
つまり清原・中村・タフィと山崎武司、
そしてそれにラルフも足してみる。
「500三振到達時」の数字が拾いにくいので
表は「500三振に到達した年、終了時点での数字になる。
清原はこのあたりではまだ三振率は1割台。
西武時代はさほど振り回していないと読める。
高卒入団6年目で500の大台をクリアするが3,214打席とこの中では頭抜けて多くの打席を要している。
山崎武司も同じく高卒だがこちらは11年かかっている。
これはレギュラー定着に時間がかかったからで入団6年目までは出場試合も年間40試合ほどまでだった。
中村 剛也もやはり高卒でレギュラーと言えたのは3年目から。
三振率はこの時点でも26%を超え打席は2,052打席と清原の3分の2ほどだ。
タフィも「思ったより」三振率は低い。
打数も2,904打席と3,000に近い打席を使っている。
が、これは近鉄入団4年目を終えた時点で466三振を積み上げており、2000年のに134三振している(もちろん三振王)ので、おそらくはシーズンの3分の1ほどを過ぎたあたりで500三振に達したものと思われる。
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しかししかし
それらを尻目に・・タフィと同じ入団4年で500三振を超えてきた強者がいる。
三振率は異次元の36%超え。
打席は独走状態。1600打席を切る1,595打席。
さすがラルフ・・・。
そして本題。
「大打者の証」といえばもちろんホームランだろう。
清原和博の186本を筆頭に皆、500三振を記録する対価として130本以上のホームランを放っている。
では
佐藤輝明はどうか。
先輩たちの半分程度・・・・。
三振率もラルフを追いかける28.3%
ほぼ3割近く三振するのだ。
要した打席もわずか1,764打席。
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この問題児を「虎のラルフ」と名付けて
三振をおそれずホームランを叩き込め、と書いた記事。
何度見てもほれぼれする広背筋。
このときはまさかここまで輝明が伸び悩むとは思いもしなかった。
この写真を見ては・・・
誰も「大打者」だとは言えまい。
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