交流戦以降、息を吹き返したタイガース。
6月は14勝6敗1分で勝率は.666。
それでも3位と2ゲーム差の4位。
どれだけ負けてたんだ・・・という話ではある。
昨日は連勝の勢いそのままに「令和のスーパーカートリオ」で2点を先制し、そのまま4連勝となるかと思われたが、先発の西勇輝が6失点の「ダメ西デー」であった。
Mr.QS(クオリティスターター)であり、無失点もないが2-3点は普通にとられるという投手だから3回の同点までは想定内であったが。
西勇輝に関しては拙ブログでも何度か取り上げている。
その中で「直球の質と割合を増やすこと」を訴えてきた。
今年4月の最新記事では、私の声が届いたかのように西勇輝のストレート率が増えていることを書いた。
この時点で15.4%(FAV140.4km/h)。
それが昨夜の試合まで、6月29日時点では
14.1%(FAV141.6km/h)。
・・・と、ふたたび減少傾向にある。
今季、前半は坂本と組むことが多かったが昨夜は梅野であった。
平均球速は昨年よりアップしているからヘタにかわすことを考えず、原点回帰。
直球の大事さにいまいちど向き直って欲しい。
フォーム的には軸足に乗っている時間が短くなりつつある気がするのだがそれはまた改めて検証する。
さて今回は西勇輝の話ではなく。
まだ誰も騒がないがそろそろと「大記録が更新」されようとしている。
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本日のDeNA戦は石田とジョー・ガンケル。
関テレの解説は清原和博と野村弘樹。
PLの直属の先輩後輩だ。
この清原が持っているNPB通算記録が2つある。
死球(196個)と三振(1.955個)だ。
清原和博twitterより
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いま(6月28日時点で)この大記録にあと「3」に迫っている打者がいる。
そう
西日本新聞
西武ライオンズの“おかわりくん”中村 剛也である。
大阪桐蔭高校から入団2年めで22本塁打。
イースタン・リーグの本塁打王に輝くと翌年から一軍レギュラーに定着。
「好きな言葉」で「おかわり」と答えたところから愛称が浸透し、1試合に複数本塁打を打つと「ホームランをおかわりです」などと言われるようになった。
このおかわり君。通算本塁打も442本。
1年通じてまともに怪我のないシーズンなかったのでは?というくらい故障が多い。
それがなければ本塁打数でもとっくに清原を抜いていると思う。
さて
今月7日に「親指痛」で出場選手登録を抹消されていたが28日づけで再登録された。
昨夜は出番がなかったようだが今夜はどうだろう?
通算三振記録
通算数では清原がまだトップだがもう時間の問題。
当たり前だろうがTOP10で現役は中村だけ。
しかも三振率ではすでに清原を引き離している。
谷繁、金本、衣笠の3選手が10,000打席を超えてのランクイン。
最小はタフィ・ローズの7,320打席。
三振率で2割を超えるのが清原・中村・タフィと山崎武司。
通算記録1位が入れかわる場面にはなかなか出会えないと思う。
今日から毎日、西武戦のスタメンを追いかけてみよう。
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さてこういう「通算記録」には必ず顔をだす常連組がいるがこの表には確認できない。
ついでに記しておくと・・
16位 野村 克也 1,478個
22位 王 貞治 1,319個
と、この二人もう少し上かと思ったがそうでもなかった。
ちなみにNPB+MLBで勘定すると、
3位に 福留 孝介 1.855個(NPB1,483+MLB402)
5位に 井口 資仁 1,796個(NPB1,409+MLB387)
の2名がTOP入りする。
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タフィもこの三振率ならあと3年くらい頑張ればTOP3入りが見えたと思う。
たら・・ればを言えば。
三振のネタでこの男を避けては通れない。
SPONICHI ANNEX
もちろんラルフ・ブライアントである。
実働8年ながら三振率は堂々の3割越え。
どころか.356。
通算三振数ではそれでも40位にランクインする。
三振率で追いかけるのはもちろん「虎のラルフ・佐藤輝明」だ。
同じく三振率は3割越え。
1年目に173個、今季はここまで72個。
ペースとしては昨年よりダウンしている。
私は佐藤輝明に早い時期からメジャーリーグに挑戦して欲しいと思っているので
この記録に名前を連ねることはなかろうかと思っている。
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とりあえずはもうしばらくは見られないであろう通算記録1位の交代劇。
是非ともリアルタイムで、この目で見たい。
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