去りゆくものにまだ暑い・・・秋(会長記) | 堂島猛虎会のブログ

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タイガースファンの3人が綴る、猛虎愛ゆえの強く厳しい評論を発信していくブログです。

昨日10月5日は快勝。

拙ブログの記事通り後半戦8月以降

.384・63安打と打ちまくる近本と

 

ハマスタの打率が驚異の.476という

中野拓夢のワンツーで初回わずか5球で先制。

 

佐藤輝明にも待望のヒット。

しかもタイムリーというおまけつきで

連続無安打記録もストップと言うことなしの試合で首都圏6ゲームの初戦を勝った。

 

 

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しかしその一方で来週11日に控えたドラフトに向けて各球団の「肩たたき」が始まった。

 

タイガースの去就一覧。

まずは投手。

 

 

桑原、中田が引退。

岩田稔も戦力外通告を受けての引退。

岩田にはなにか球団のポストが用意されるのではないか。

 

2005年希望入団枠、生え抜き15年。

1型糖尿病を発症しながらの60勝は立派だった。

 

他に伊藤和雄のリリースは順当路線だろう。

 

石井将希の戦力外も既定路線だった。

今季ダメなら・・・の一年だっただろう。

 

2年目の夏に投手から野手に転向したのが藤谷洸介。

最初は外野手だったが育成選手となった2019年から内野手に転向。

 

現有戦力では外野より内野の方が隙間のないいまのタイガースの布陣では期待できるものもなかったのだろう。

 

 

鈴木翔太投手のリリースは正直意外であったが、これも最初から「今年一年だけ様子を見る」と決まっていたのではないか。

2月のキャンプでは一軍に帯同したが左脇腹の筋挫傷で離脱。

この出遅れがなかったなら果たして・・・とは思うがなかなか厳しい世界だ。

 

 

小野と小林は、年齢的なものだろう。

尾仲もひょっとするのでは?と予想していたが踏みとどまったようだ。

これも26歳と言う年齢が救ったかもしれない。

 

対して30歳の加治屋は来年ダメなら・・・だろう。

ピースとしてはまる場所は決まっているのだからそこに向けて取り組んでほしい。

 

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MLBが熱視線を送っていると言われるスアレスの去就がもっとも気になるところ。

 

スアレスがいなくなるのであれば・・・

2年間飼い殺し状態のエドワーズの抜擢があってもいい。

 

そしてリリース確定だろうと「ランクA」の印を打っていたチェンが今季絶望との報道。

そのまま解雇かと思ったら「しっかり治療して来季に向けて頑張る」というコメント。

2年契約ではあっただろうが、来季さすがにお釣りはないだろうと思う。

 

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続いて野手一覧。

 

 

野手では俊介と荒木が戦力外。俊介は引退。

荒木も引退だろう。

 

高山・江越の3バカトリオコンビは来季、正念場を迎える。

 

江越は二軍戦で「カーブを打った」のがニュースになるようでは寂しい。

 

新人王・高山はついに今季一軍昇格なし。

このまま終わってしまうのか?

 

江越・高山については1月の拙記事をお読みいただければと思う。

 

 

 

 

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さて・・

 

上記のスアレス、及びチェンやエドワーズの去就にも関係してくるのが「外国人枠」

 

今季は12球団最多の8人を支配下登録。

 

サンズ・マルテ・ロハスJr.ははたして来季どうなるのか。

 

 

まず当会の「見解」としては・・・

 

ロハスJr.は不要

 

 

 

これは間違いない。

 

 

マルテは来季より複数年契約

 

これも間違いない。合意にいたれば、、だが。

 

マルテとサンズは単年契約。

ロハスは2年契約だ。

 

マルテは推定6830万円。

 

対してサンズは同じく推定1億5800万円とマルテの倍以上の額。

マルテは2年2億5000万〜はいくだろうから資金捻出のためのサンズリリースは十分あり得る。

 

 

ということでこれは「希望」とは反する「予想」になるが、

マルテ残留交渉、ロハス残留、サンズ自由契約となるのではないか?というのが私の見立てだ。

 

ご存知の通り、現在2軍に降格しているようにサンズは2年連続で終盤に成績を急降下させている。

 

2020年と2021年の月間成績。

 

 

 

この「終盤失速」がサンズ自身の問題なのか。

年間通して通用する体力がないのか? または体質的な問題なのか?

 

いずれにしてもこれではおそらく来季も?と思われても仕方がないし、

V逸ともなれば前半の活躍をすっかり帳消しにされて、戦犯扱いにもされかねない。

 

3名の成績比較。

 

 

20HR、64打点は立派であるが守備指標UZRがが-10.9と大きなマイナスを示している。

そのせいで長打力.451・wRC+117をかき消す形でWARがマイナスの数値に沈んでいる。

 

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wRC+weighted Runs Created Plus

打席あたりの得点能力を数値化した%

100が平均となる。

 

2021現在TOPは鈴木誠也の195。

マルテは11位。

 

WRAWins Above Replacement

選手の総合的な貢献度を示す指標。

打撃・守備・走塁すべてが加味される。

 

2021現在TOPは鈴木誠也の7.2。

マルテは27位。

 

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以上のデータからサンズの再契約はないのではないだろうかと考えるわけだ。

 

キャラクターも愛されキャラだしグッズの売り上げ貢献も少なくないだろうが来年35歳と言う年齢もネックになる。

ISO(長打率ー打率).203は魅力的で自由契約になれば積極的にNPBの他球団も接触してくるのではないかと思われるが、この守備力を考えればパ・リーグでのDH起用が望ましいのではないだろうか。

 

 

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