原価も高く手間もかかる「きつねうどん」 | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

今日は曇りで時々晴れ間も見られました。

 

ヤフー天気によれば、最高気温は34℃で、今日も蒸し暑い日でした。

 

 

今日も開店ほどなく次から次へとお客さん。

 

平日は少人数でのご来店が多いので、駐車場は満車でも店内は空きがあることが多いのですが、今日はそんな感じの営業が続きました。

 

12時半を回るとペースダウンしかけたのですが、その後、4人さんに3組お越しいただくなど、忙しくさせていただきました。

 

ただ、今日は1時半以降が寂しい営業になってしまいました。

 

今日もたくさんのお客さんにお越しいただき、感謝、感謝です。

 

 

今日の人気メニュー。

 

1番人気 当店イチオシ「讃岐天ぶっかけ」

 

2番人気 8月限定「しばわかめとネバネバとろたまうどん」

 

3番人気 夏季限定「ハモと夏野菜天生醤油うどん」

いつもの3強で終わりかと思いきや、今日は同数で3番人気がもう一つ。

 

3番人気 「きつねうどん」(かしわ天丼とハモ天)

 

 

昨日、今日と気温が上がり蒸し暑くなったにも関わらず、なぜか温かいうどんがたくさん出ました。

 

暑い夏の時期は、温かいうどん率は10%未満の日が多いのですが、昨日も今日も20%を超えました。

 

そしてなぜか、温かいうどんの半分以上が「きつねうどん」でした。

 

 

当店の「きつねうどん」は、揚げがでっかいので、それを知らずにオーダーされたお客さんは、あまりの大きさにびっくりされます。

 

ちなみに先代のふたば食堂の「きつねうどん」は、こんな感じのうどんでした。

 

(写真は、ネットで検索して拝借)

 

油揚げは短冊切りの刻み揚げで、甘い味付けではありませんでした。

 

京都の昔ながらのうどん屋さんでは、今でもこれが「きつねうどん」だそうです。

 

なので、先代の店も京都のうどんの影響を受けていたのかもしれません。

 

これもなかなか美味しそうですけどね。

 

ともかく、そんな「きつねうどん」のイメージもあって、余計にビックリされるのかもしれません。

 

 

そんな当店の「きつねうどん」の価格は730円です。

 

「きつねうどん」としては、少し高く感じられるかもしれません。

 

でも実は「きつねうどん」の原価率は、他のうどんと比べてもすごく高いんです。

 

加えて、手間もかかっています。

 

しっかりと油抜きをした後、5枚ほどの揚げを炊くのに、たっぷりのかけ出汁に、醤油、みりん、ザラメ、酒を加え、30分ほど弱火で炊いています。

 

冷凍すると揚げのふんわり感がなくなってしまうので、大量には作り置きはせず、少しずつその都度作っています。

 

原価も高く、手間もかかるので、経営的にはちょっとしんどい「きつねうどん」です(*^_^*)

 

 

 

明日も張り切って元気に営業します。

 

皆さんのお越しをお待ちしております。