今日は曇り空で、風も涼しく感じられ、気温がグンと下がりました。
今日は、開店と同時に次から次へとお客さんにお越しいただき、土曜日並みのスタートダッシュでした。
12時までは大忙し状態で、全てのお客さんのうどんをお届けすると・・・
あれっ?12時を回るとパタっと客足が途絶え、一向にお客さんがお見えになりません。
その後1時までにお越しいただいたのは、5人ほどのお客さんでした。
まったりムードが漂っていましたが、1時を過ぎた頃から、次・・・次・・・とお客さんにお越しいただき、小さなピークがあったので、最低ラインはクリアし、目標ラインまでもう一歩でした。
今日もたくさんのお客さんに感謝、感謝です。
時々、カウンターのお客さんから話しかけられるのですが、その多くが年配の方です。
今日も、何人かの年配の方から話かけられました。
開店直後にお越しいただいた年配の御夫婦。
温かい海老天うどんを食べていただきました。
「知人から美味しいと聞いて来たんやけど、ほんまに美味しかったわ。出汁が美味しくて全部飲んでしもたわ」
1時を過ぎてから、男性1人、女性2人でお越しいただいた年配の方。
肉ごぼうのぶっかけうどんを食べていただきました。
「いろんな人から聞いてたんやけど、今日やっと来れました。おうどんがつるつるで美味しかった~。」
「おしゃれなうどん屋さんで、女性の方ばっかりですね。私らも口コミで来たんやけど、やっぱり女性の口コミの効果が一番やね」(たまたまこの時、店内女性の方ばかりでした。)
今日のお客さんを思い返してみると、年配の方&女性の方が多かったように思います。
実は開業前に、6日間で受講料が15万円もするうどん学校に行ったり、様々な開業セミナーを受けたりしましたが、その時に、コンセプトを明確にして、ターゲットを絞ることの重要性を教えられました。
しかし、これには少し困惑しました。
そもそも、うどんは昔からある食べ物で、老若男女誰もに好まれ、温かいうどんや冷たいうどんがあって一年中を通して食べられる庶民的な食べ物です。
人口の多い大都市ならともかく、長浜のような地方でも、ターゲットを絞る必要があるのか?
一体、誰をターゲットとしたうどん屋を目指すのか?
この時に、アドバイスを受けたのが、小規模なうどん屋で生き残るためには、女性やシニア層をターゲットにした個性的なうどん屋でした。
うどんは一般的には「早い、安い、美味い」というイメージなので、サラリーマンをターゲットにしたくなるところですが、そうすると、お手軽、低価格路線となり、コンビニやファミレスまでもが競争相手になってしまいます。
ましてや讃岐うどんのチェーン店に、価格競争で勝てるわけがありません。
なので、あえてその逆を行き、「ちょっと時間はかかるし、ちょっと価格も高い、けど個性的で超美味しい」というようなうどん屋を目指すべきで、ターゲットは、時間に余裕のあり、ちょっとリッチなランチを楽しみたい女性やシニア層にすべきというわけです。
このアドバイスを受け、当店も女性やシニア層をターゲットにした店づくりを進めてきたつもりですが、うどんの特性を生かして、サラリーマンの方や家族連れ、観光客の方々にもどんどんお越しいただきたいです。(どっちやねん)
取り留めのない話になってしまいました。
今日の人気メニュー。
今日も、6月の2強のデットヒート、とおもいきや、この2強に割って入ったのが・・
1番人気は、「海老天うどん」でした。後半にお越しの5人さん全員ご注文で、大逆転!
2番人気は、一杯差で6月限定「肉ごぼうのぶっかけうどん」でした。
3番人気は、またまた一杯差で、当店イチオシ「讃岐天ぶっかけ」でした。
うどんの種類別では、かけが46%、ぶっかけが28%、ざるが3%、限定が23%で、気温が下がったので温かいかけうどんがたくさん出ました。
早いもので6月もあと2日、今年の上半期、しっかり締めくくりたいですね。
明日も張り切って元気に営業します。
皆さんのお越しを心よりお待ちしております。