多加水麺 | 脱サラうどん屋のブログ

脱サラうどん屋のブログ

滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

今日の天気予報は曇りだったのですが、朝から雨が降り出しました。


今日の営業は、お天気と同様にパッとせず、緩やかなスタートとなりました。


12時を回ると、駐車場は満車になるものの、それほどペースが上がらず、店内は空席が目立ちました。


1時頃、パートさんご家族5人さんにお越しいただき、少しパタパタとしましたが、その後は穏やかな営業が続きました。


今日は、目標ラインには届きませんでしたが、最低ラインはクリアできました。


今日もたくさんのお客さんに感謝、感謝です!




さて、毎日毎日うどんを作っておりますが、実は、毎日同じ出来栄えではありません。


うどんは、非常にデリケートな食べ物なので、同じように作るのがむつかしいのです。


うどんの生地は、小麦粉に塩水を加えて捏ねて作りますが、その日の気温や湿度によって生地の状態が変わるので、生地の状態を確認して、微妙に加える塩水の量を調整しています。


小麦粉に対する塩水の量(%)を加水率と言いますが、当店のうどんの加水率は、オープン以来概ね51%前後で、加水率の多い多加水麺と言われている麺です。


一般的には加水率の多い多加水麺は、もっちり食感のつるつるした麺になりますが、水の量が多いので、柔らかい麺質になりがちです。


オープン以来、冬の間はそれほど意識しなくても良かったのですが、最近、気温の変化が激しく、25度を超える日もあれば、今日のように気温が上がらない日もあり、湿度も高くなったり、低くなったりで、毎日同じうどんを作るのがむつかしいのです。


今後、さらに気温が上がってくると、いわゆる生地がだれてしまうので、うどんを作るにはむつかしい季節になってくると思います。


当店のうどんは「強いこしがあっても固くはなく、もちもちした食感とつるつるしたのど越しのうどん」を目指しています。


まだまだ経験の浅いうどん屋ですが、1年を通して安定した麺質のうどんを提供できるよう、今後も精進を重ねてまいりたいと思います。



今日の人気メニュー。


今日は、メニューがばらけて、ダントツのものはありませんでした。


それでもやっぱり・・・・


1番人気は、6月限定「肉ごぼうのぶっかけうどん」でした!


わずか1杯差でしたが、2番人気もやっぱり「讃岐天ぶっかけ」でした。


さらに1杯差で、3番人気が「かしわ天ぶっかけ」でした。



うどんの種類別では、かけが30%、ぶっかけが39%、ざるが12%、限定が18%でした。



6月に入り、大入りこそありませんでしたが、ずっと目標ラインをクリアできていたのですが、今日は途絶えてしまいました。


ジメジメした天気が続き、気分も滅入ってしまいますが、スカっと大入りを期待したいものです。


明日も張り切って元気に営業します。


皆さんのお越しを心よりお待ちしております。