オープンの日(店舗改修工事43日目) | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

最近、会う人会う人に、「オープンの日はいつ?」と聞かれます。


そのたびに、「うーん、まだ未定。」とか「まだオープンできる状況でない」とか言って、はぐらかしてます。


パートさんとは、オープンの日を想定し、その日を目標にトレーニングをしているんですが、まだ、公表できる段階にありません・・・というか公表はしないつもりです。


「最初が肝心やから、チラシも折り込んで、ちゃんとPRして、大勢の人にお店を知ってもらうことが大事やで」とか「オープンの日に花輪でお祝いするんで、オープンの日を教えて・・」とか言われているんですが・・・


もし、オープンの日を公表をしたらどうなるでしょう?


おそらくオープンの日に多くの方が来店されます。


先日、トレーニングで19人のお客さんの対応をしましたが、当店には、まだたくさんのお客さんに対応する力はありません。


お待たせする時間は長くなり、ちゃんとしたうどんも提供できるかどうかも自信がありません。


たかだか、1か月間修業に行ってきて、1か月ほどトレーニングしたくらいで、ちゃんと店を回していけるほど、甘い世界ではないのです。


最初が肝心だからこそ、来ていただいたお客さんに、美味しいうどんを食べてもらって、満足して帰っていただきたいのです。


40人、50人ものお客さんに来店してもらって、いやな思いをして帰っていただくより、5人のお客さんでも、ちゃんとした美味しいうどんを食べて満足して帰っていただきたいのです。


ある統計データによると、新規に飲食店をオープンした場合、約1/3は1年未満に閉店し、約半分は、2年未満に閉店しているのが、現状なのです。


なので、大事なのは、オープンの日ではなく、3年後の店の姿です。


オープンの日にお祝いしてもらって、うかれているような状況ではありません。


3年後、店が継続して経営できていれば、3周年記念を盛大に祝ってほしいと思います。



なんて、いっちょ前に偉そうなことを言っていますが、このことは、ちゃんと教科書に書かれています。


僕も飲食店の開業セミナーに行ったり、多くの専門書を読んだりしましたが、多くでこの方法を推奨されています。


僕は、普段、ほとんど読書しませんが、飲食店の開業やうどんに関する本は、いっぱい読みました↓


「サイレントオープン」と言われる手法で、告知せずひっそりとオープンする方法です。


実は、修業先もこの方法で開業されました。開業後3年間は苦しい経営状況だったそうです。


10年後の現在、大繁盛店です。



というわけで、オープンの日は、告知しない予定です。


ご理解のほど、よろしくお願いします。



さてさて、今日は、舗装工事が行われました。


工事の様子です。↓






舗装工事が、完了しました。