昼と夜の営業 | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

世間は、お盆休みですが、今年に関しては、僕には関係ありません。


開業に向けての準備中とはいえ、今のところ、毎日休みみたいなもんです。


夜は寝る時間を気にしなくて良いし、朝は目ざまし時計に起こされることもありません。


まあ、それでも12時位に寝て、7時位には起きているので、サラリーマンの頃と、ほとんど変わらないんですが、自分の寝たい時間に寝て、起きたい時間に起きているし、基本的には、自分で自由に時間を使えるので、ストレスがありません。


開業したら、こんな生活ともおさらばですが、今だけと思って、少しだらしない生活を満喫しています。





さて、開業したら、どんな生活になるんでしょうか。


修行先は、お昼のみの営業(11時30分~14時30分)でした。それでも、大将は、4時半に起床し、5時半には、店に来られてました。


僕も6時に出勤し、仕込み、製麺、営業時間、かたづけ、掃除、次の日の麺の仕込み等々、夕方5時過ぎまで働き、クタクタになって帰ってました。


これに、夜の営業があったらどうなるんでしょう。おそらく帰りは夜中近くになると思います。


修業先のように、昼の営業だけで利益があがればいいんですが、そんなわけにはいきません。


以前受けた飲食店の開業セミナーで、こんなことを言われてました。


「個人でやるような小規模な店舗でも、1日50,000円の売上げがないと厳しいです。目標としては、1日65,000円という数字を覚えておいてください。昼の営業だけでは厳しいので、夜に狙いをつけた方が成功しやすいです。」


1日65,000円の売上げで、営業日が25日として、1か月1,625,000円の売上げ。


一般的に1/3が原価、1/3が経費、1/3が利益とすると、1か月の利益は約540,000円。


客単価が800円とすると、65,000円/800円で、1日に81人の来客数が必要になります。


僕の店は、25席なので、3回転強。昼の営業で81人の来客数は、相当難しい(不可能に近い)数字です。


なので、夜の営業もしなければ、経営が成り立ちません。


夜は、居酒屋使いもできるようにすれば客単価が上がるので、少ない来客数でも売上げは上がりやすくなります。


こんなところで、ネタばらしするのもなんですが、小規模な飲食店の一般的な話として・・・


現実的な1日の売上げ目標としては、


昼   800円 × 45人 = 36,000円。

夜 2,000円 × 15人 = 30,000円。


合計 66,000円といったところでしょうか。


僕も、このあたりを目標にやっていきたいと思っていますが、3年間で目標を達成するくらいの気持ちで、じっくりやっていきたいと思っています。


言い換えれば、どんなに厳しい状況になっても、3年間はあきらめずに頑張ります。


3年経っても相当厳しい状況なら、スパっと辞めます。傷口が広がらないうちに。


ということで、もうすぐ、早朝から夜中まで働く日々が始まります。


うどん屋って、本当にしんどい商売なんです。


でも、しんどくても楽しい日々にしたいですね!