昨日、「ながはま・こほく創業塾」の最終回を受講してきました。
7月6日から始まった創業塾、5日間のカリキュラムでしたが、都合により第2回を欠席してしまったので、終了証はいただけませんでした。
4回の講習ではありましたが、創業に必要な知識やノウハウを学ぶことができました。
詳細な内容までは書きませんが、講習を受けて感じたことは、たかがうどん屋といえどもビジネスであり、しっかりとした事業計画と周到な準備をしないと、成功することは難しいということ。
そしてなにより、誰に、何を、どのように売るのか、という戦略、いわゆるコンセプトの重要性を再認識しました。
うどん屋のコンセプトって?、ターゲットって?
うどんの特性は、赤ちゃんからお年寄りまで、男性にも女性にも、誰にでも好まれている食べ物です。
これこそが、僕がうどんを選んだ理由でもあり、老若男女できるだけ幅広く多くの人に食べてほしいと思っています。
それでもこんな小さなうどん屋が、あえてターゲットを絞る必要があるのか?っていう疑問が生じます。
しかし、小さなうどん屋だからこそ、ターゲットを絞ることによって、大手チェーン店にはない、この店にしかない個性的な店づくりをしていく必要があるってことなんです。
○亀製麺と同じようなうどんの売り方をしても、値段で勝てるはずもないし、安さで勝負していては、利益を上げることができません。
なので、僕の店のうどんの価格は、○亀製麺より高いです。高くても満足していただける売り方を工夫し、差別化を図っていかなければならないと思っています。
僕の店の立地からすれば、ターゲットとすべきは、サラリーマンや学生ではなく、子育てが一段落し時間的に余裕がある女性や経済的にも余裕のある現役を引退されたシニア層あたりかな。
僕にとって、うどん屋の開業は、全くの未知の世界であり、これまでの仕事の経験もほとんど役に立たず、料理に関してもど素人なので、こうした戦略的なことや販売促進活動をしっかりやって、弱点を補っていかなければならないと思っています。
でもそんなことより、まずやらなければならないことは、こだわりの美味しい出汁とうどんを作れるようになることですね。頑張らねば!