立地と席数、駐車場の関係 | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

飲食店の成否には、立地条件が大きく影響するため、新しく店を開業するからには、場所の選定には特に真剣に取り組む必要があると言われている。


しかし、僕の場合は、妻の父の食堂を継ぐので、場所を選ぶことはできない。


今の店の立地条件がいいのか、悪いのか、素人にはよくわからない。


大和製作所(僕が導入する製麺機メーカー)では、立地選定にあたり、商圏分析というサービスを行っている。


商圏分析を行うことで、徒歩、自転車、自動車圏内にどのくらい人口がいるのか、どのような男女比、年齢層で、昼夜はその程度人口が変化するのか等がわかり、立地条件を分析することができる。


実は、僕も以前、今の店の立地について、商圏分析をしてもらったことがある。


その結果を要約すると、「近隣の絶対人口が非常に少ないので、わざわざ遠くからでも来たくなるような高い商品力が必要となる。また、自動車商圏なので、少なくとも席数の6割以上の駐車場が必要となる。」というものだった。


要は、地方の場合は、都会ほどには立地の影響を受けないが、むしろ店舗の規模や駐車場の確保が重要であることが見えてくる。


もっと言えば、人口の少ない地方で麺専門店をやる場合は、小規模な店では成功しにくく、駐車場が整備された席数が50席以上ある大きなの店の方が成功しやすいと言われている。


都会では、1人客、2人客が圧倒的に多く、カウンターのみの小さな店でも、効率よく回転率を上げることで集客できるが、地方では、グループや家族連れが車で来店がすることが多く、回転率も下がるため、多くのお客さんを受け入れられる駐車場や店の規模が重要になってくるということだ。


僕の店に当てはめてみると、席数は25席、駐車場は5~6台しかないので、場所はともかく、小規模店なので成功しにくいということになる。


それでも、実はあまり深刻には考えていない。それがなぜなのかよくわからないが、実際には、人口は少ないのに駐車場が全くなく、それでも繁盛している店もあるし、その可能性は十分あると信じている。