店名について考える | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

前の店の店名「ふたば」を継ぐのか、新たな店名にするのか、迷っている。


前の店は、小さな食堂であったが、「ふたば食堂」の愛称で親しまれ、半世紀もの間続いた老舗の料理屋である。(正式な店名は、「お食事処ふたば」)


歴史をひも解いてみると、「ふたば」は、元々は、妻の祖母が始めたうどん屋だった。



ここに何か不思議な縁を感じていて、原点に返ってうどん屋を始めるということで、皆さんに親しまれてきた「ふたば食堂」を店名にしたらどうかという思いもある。



一方、僕が、ここで飲食店を再開することについて、今までの業態のまま店を継ぐと思われている方が、結構多い。


「ふたば」は、鍋物、特に「ふぐ料理」が人気で、忘年会シーズンなどは、予約でいっぱいだった。



また、食堂メニューとしても、ピリ辛焼きそばやオムライス、かつ丼、鍋焼きうどん、みそかつなどが人気で、これらの味の復活を望む声が多く聞こえてくる。










なにより僕自身が、もう一度食べたいと思っていて、あの味の再現を望んでいるファンの一人である。


しかし、僕がやろうとしている店は、うどん屋だ。


なぜうどん屋なのかということについては、過去のブログにも書いているが、(http://ameblo.jp/dohei-udon/entry-11973682078.html )それは、僕には調理経験も技術もなく、あんなに多くのメニューの料理を作ることができないからだ。


妻の父と1年でも一緒に仕事をすることができていれば、少しは調理技術やレシピを学ぶことができたと思うが、昨年、急死してしまい、レシピもほとんど残っていないのだ。


全てがゼロからスタートすることになるので、「ふたば」の店名を継ぐのは荷も重いし、業態も変えるのでふさわしくないのではという気もする。


そんなことで、いろいろ考えを巡らせているのだが、ここは心機一転、新たな店名(知る人ぞ知る店名)でスタートすべきではという方向に傾いている。


いずれにせよ、もうしばらく考えて、新たな店名については、店のオープンの時に公表したい。