「ながはま・こほく創業塾」受講 | 脱サラうどん屋のブログ

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滋賀県長浜市で脱サラでうどん屋を開業します。
開業前~開業後の日々の粉闘記です。

昨日(7/6)、長浜ビジネスサポート協議会主催の「ながはま・こほく創業塾(基礎編)」を受講した。


この創業塾は、創業に必要な知識やノウハウを学べるもので、8月10日まで、5回開催される。


昨年から始まり、今回で第3期目となるが、毎回好評のようで、今回も定員30名を上回る多くの方が受講されていた。(受講者55名)


1回目の昨日は、開講式、オリエンテーションの後、ゲームを通して、経営の基礎を学んだ。18時30分から22時までの長丁場だったが、ゲームをしながら学べたので、あっという間に時間が過ぎた。


経営ゲームとは、3種類の商品を決められた仕入価格で仕入れ、決められた販売価格で売り、アルバイトを雇って経費(人件費)を支払うということを、実際にコインなどを使ってシュミレーションするものだ。


売れた商品の数はサイコロの目によって決められるので、うまく仕入れないと利益がでないということになる。


サイコロの目によって売上げが変わるので、運もあるのだが、商品によって原価率などが違うので、どの商品をどの程度仕入れれば、儲けが出やすいかということをゲームを通して学ぶことができる。


200円の元金でスタートし、10回繰り返してゲーム終了となるが、僕は運よくうまく利益を上げることができ、残金1185円となり、985円の利益を上げることができた。↓↓




次に、若社長になったつもりで、業績(利益)を上げる戦略を考える「社長学クイズ」が出された。


A:仕入単価を10%ダウンさせるコスト削減戦略

B:販売数量を10%アップさせる販売促進戦略

C:経費を10%ダウンさせる経費削減戦略

D:商品単価を10%アップさせるブランド戦略


どの戦略が有効かということで、実際に数字で検証した結果、Dのブランド戦略が一番利益が出るという結果になった。


この結果は、前提となる数字(数量や価格)によって変わると思うが、ブランド戦略は、仕入価格を上げずして売上価格が上がるので、有効な戦略であることは間違いない。


同じ商品であっても、付加価値をつけて高く売れれば、利益が出やすいということが言える。逆に言えば、安売りという戦略は、なかなか効果が出ないということも言えるのではないかと思う。


うどん屋でも同じことが言える。価格(安売り)での勝負は、効果が出にくいし、チェーン店に絶対負ける。僕のような小規模な店では、付加価値を高めて上質のうどんを提供し、価格は多少高くてもお客様の満足度を上げる方法を考えていくことが大事だと思う。