青の誇り~プラチナ世代の軌跡~ -179ページ目

知事杯大阪中学生サッカー大会 決勝リーグ

9月2日(土) 10:00 K.O (南津守さくら公園スポーツ広場)

C大阪U-15 4(2-0、2-0)0 G大阪堺Jrユース


高円宮杯第18回全日本ユース(U-15)サッカー選手権大会大阪府予選を兼ねた大会の決勝リーグ最終戦を見てきた。C大阪のU-15の試合を見るのは初めてだった。目当ては、C大阪U-15の杉本健勇選手。日伯友好カップに出場したU-15Jリーグ選抜のメンバーで、中2で選出されたのはG大阪Jrユースの宇佐美貴史選手と2人だけ。プラチナ世代(1992年組)の先頭集団を走っている選手だけに見ておきたかった。まだ13歳で182cmの長身FWという情報にも踊らされた。 一昨日ブラジルから帰国したばかりなのでさすがに先発ではなかったが、後半残り10分くらいで出てきた。大物の雰囲気をプンプン漂わせながら。しかし、既に試合の行方は決まっていたので、両チームともプレーはスローダウン気味。杉本も体慣らしのような印象は拭えず、残念ながらボールタッチも少なかった。彼の評価は、また次の機会で。


最後に、C大阪U-15で印象に残った選手を。


FW 永井龍 

(9番。相手DFとのゴールライン際での1対1の勝負でことごとく勝っていた。瞬間的なスピードが持ち味か?)

DF 篠原弘次郎

(5番。丸坊主の強面選手。プレーもいかつく、オフプレー時に相手FWを突き飛ばしていた。振る舞いに余裕が感じられ最後尾にいると頼もしいタイプの選手。)

仙台カップ 第二日

9月02日(土) 13:30 K.O (ユアテックスタジアム仙台)

U-18日本 1(0-2、1-1)3 U-18フランス

【得点】遠藤(U-18日本のみ)


U-18日本メンバー

GK.長谷川徹(88)

DF.前野貴徳(88))→62分、倉田秋(88)

  田代真一(88)

  園田清次(88)→31分、遠藤康(88)

   當間建文(89)

MF.乾貴士(88) 

    中野遼太郎(88)→46分、桜井翔仁(88)

   遊佐克美(88)

FW.平繁龍一(88)

   森村昂太(88)

   金沢亮(88))→46分、長沢駿(88)

   

シュート数:日本10 フランス14

仙台カップ 第一日

8月31日(木) 19:00 K.O (ユアテックスタジアム仙台)

U-18日本 4(1-4、3-1)5 U-18ブラジル

【得点】平繁、長沢、森村、前野 (U-18日本のみ)


U-18日本メンバー

GK.清水圭介(88)

DF.前野貴徳(88)

  池田達哉(88)

  桜井翔仁(88)→69分、田代真一(88)

   當間建文(89)

MF.遠藤 康(88)  

    乾貴士(88)→26分、高垣淳司(88)→74分、園田清次(88)

   遊佐克美(88)

   倉田秋(88)→58分、森村昂太(88)

FW.平繁龍(88)

   長沢駿(88)

   

シュート数:日本20 ブラジル17

AFC U-17選手権プレビュー

 日本がU-17W杯に出場したのは過去3度。1993年日本大会と、1995年エクアドル大会、そして2001年トリニダードトバゴ大会だ。1993年日本大会は地元開催でアジア予選は免除されていたので、実質この年代でアジア予選を突破したのは過去2回のみということになる。フル代表ほどアジア各国の力関係が明白ではない年代での大会は、当然ながら毎回苦戦の連続だった。唯一優勝した1994年のU-16アジアユースでさえも、確か予選リーグで2敗したあとの優勝だったと記憶している。このように日本にとっては非常に難しい大会である、AFC U-17選手権(旧U-16アジアユース)が、9月3日よりシンガポールで開催される。日本にとっては上位3カ国に入り、来年韓国で開催されるU-17W杯の出場権を得ることが最大の目標だ。まず1次リーグA組(ネパール、シンガポール、韓国と同組)で上位2カ国に入り、決勝トーナメント初戦(準々決勝)でB組(イラン、イラク、イエメン、タジキスタン)の上位2カ国のどちらかを破ること、が最低条件となる。


振り返れば、1993年日本大会では、中田英寿、宮本恒靖、松田直樹が、1995年エクアドル大会では、小野伸二、稲本潤一、高原直泰が主力だった。17歳で世界との真剣勝負を経験した世代は、その後の各年代のアジア予選もことごとく突破し、U-20ワールドユース、五輪、W杯で世界と対等に戦うことになる。彼らが「黄金世代」と呼ばれたのは記憶に新しい。もし、1992年生まれを中心とした「プラチナ世代」が、「黄金世代」以上の結果を残し、2018年W杯でジュール・リメ杯を掲げるのなら、2018年を28歳で迎える1990年組が主力となるこの大会は、絶対に負けられない大会となるはずだ。少なくとも出場権を確保できなかった場合の空白(U-20まで世界との真剣勝負を経験できない)と、出場権を確保した場合の果実(来年夏のU-17W杯まで世界を意識し切磋琢磨する状況)は、雲泥の差があると言わざるをえない。実際に代表に選出された選手だけではなく、候補だった選手やチームメイト、対戦したことのある選手など、この年代の全てのサッカー選手が世界との正確な距離を意識しながら日々の練習や試合に取り組める影響力は計り知れないと思うのだ。


予選リーグでウズベキスタン、キルギスタンを倒してきたネパールとの初戦は9月3日(日)21:00(日本時間)、ジャランベサールスタジアムでキックオフ。


【訂正】 アジアの出場枠は3ではなく4でした。申し訳ございません。なおホスト国である韓国がトップ4入りを果たした場合、3位決定戦に代えて準々決勝で敗れたチームのうち、成績の良い2チームによるプレーオフが行われる。


仙台カップ国際ユースメンバー

8月31日(木)~9月3日(日)まで仙台で開催される、仙台カップ国際ユース大会に参加するU-18日本代表のメンバーは以下の通り。


【選 手】
GK
12 清水 圭介 1988.11.25/183 ㎝ 68 ㎏ 滝川第二高校
1 長谷川 徹 1988.12.11/185 ㎝ 66 ㎏ 名古屋グランパスエイトU-18
DF
16 前野 貴徳 1988.04.14/171㎝ 60㎏/愛媛FCユース
4 池田 達哉 1988.05.18/184㎝ 73㎏/ガンバ大阪ユース
3 田代 真一 1988.06.26/181㎝ 66㎏/横浜F・マリノスユース
13 高垣 淳司 1988.08.02/170㎝ 63㎏/初芝橋本高校
2 桜井 翔仁 1988.08.08/173㎝ 62㎏/大分トリニータU-18
6 園田 清次 1988.11.30/166㎝ 60㎏/ルーテル学院高校
15 當間 建文 1989.03.21/180㎝ 70㎏/東海大学付属第五高校
MF
11 遠藤  康 1988.04.07/170㎝ 68㎏/塩釜FCユース
14 乾 貴士 1988.06.02/168㎝ 58㎏/滋賀県立野洲高校
18 中野 遼太郎 1988.06.13/177㎝ 70㎏/FC東京U-18
5 遊佐 克美 1988.08.02/169㎝ 62㎏/サンフレッチェ広島ユース
7 倉田  秋 1988.11.26/172㎝ 68㎏/ガンバ大阪ユース
FW
10 平繁 龍一 1988.06.15/173㎝ 71㎏/サンフレッチェ広島ユース
8 森村 昂太 1988.08.14/178㎝ 59㎏/FC東京U-18
9 長沢 駿 1988.08.25/189㎝ 70㎏/清水エスパルスユース
17 金沢 亮 1988.10.19/175㎝ 69㎏/金光大阪高校

〔スケジュール〕

8月31日(木)
13:30 U-18東北代表 対 U-18フランス代表
19:00 U-18日本代表 対 U-18ブラジル代表
9月2日(土)
13:30 U-18日本代表 対 U-18フランス代表
16:00 U-18東北代表 対 U-18ブラジル代表
9月3日(日)
13:30 U-18東北代表 対 U-18日本代表
16:00 U-18ブラジル代表 対 U-18フランス代表
※会場はすべて「ユアテックスタジアム仙台」