お風呂も気になるのにゃ
とにかくなんでも気になる。
うちに来てもう7カ月なので、
そうそう気になる場所はもうないだろうと思うのだけど、
まだあったらしい。
それはお風呂場。
浴槽のお湯を抜くと、排水溝に流れこむ音がする。
ジャーッとお湯が流れていく音に、
「おぬし、どこにゃ、どこに行くのにゃ」と、
じーっと排水溝を覗き込んでいる。
しかし、もちろんいくら見ても正体が解き明かされることはない。
また、いままで空の浴槽に下りることはなかった。
私はてっきり降りるのが怖いのかと思っていたのだけど、
7カ月目にして浴槽の中に飛び降りた。
上がってこられないんじゃないかとヘルプのために待機していたが、
なんてことなくひらりと垂直飛びして戻ってきた。
猫の身体能力は本当に素晴らしい。
いったいどういう筋肉構造なのか。
てなわけで、ささやかなキィちゃんの探検でした。
浴槽のにおいをチェック。
ジャーッと流れる音の行方を追う
ようやくキャットタワーの存在が
以前、せっかく買ったのに全く使ってくれないと嘆いていたキャットタワー。
寝室に引っ込めたら、これを使って棚の上に上がるようになった。
でも、上がったはいいけど降りるときにはキャットタワーを使うことができず、
下を見て躊躇し、くつろぎ用に隣においてあげたモンタン用のマットレスめがけて飛び降りる。
少しはタワーキャットを使っているようなので、ダメもとで下のドームにフリースやタオルを
追加しておいたら、なんと入るようになった。
キャットタワー、報われたなり。
モンタンが寝ていたマットもお役立ちだ。
ひょっこりさん
こっちの手作り段ボールドーム中にもフリースを入れて
冬バージョンにしたら、使用率が上がった。
よう喋りますな
猫っておしゃべりだなあと思う
犬の場合、というかモンタンの場合はとにかくそばにくっついていて、
かまってあげると嬉しそうに尻尾をパタパタさせて、
表情や態度で表すという具合だったけど、
猫(きぃちゃん)は自分の要望をとにかく鳴いて訴えてくる。
構ってほしいの、みゃー!
おやつが欲しいの、みゃーみゃー!
ご飯の時間よ、みゃーみゃーみゃーー!
撫でてちょうだい、みゃーみゃーみゃーみゃー!
てな感じだ。
「ねえねえ、ちょっとうるさくなあい?」なんて言おうものなら、
まるで意味が分かったように、みゃーーーーーーーーー!と3倍返しで叱られる。
自分の要望だけを催促し、気分がいいとゴロゴロゴロゴロ鳴き続け、
満足したら愛想なく去っていく。なんすか。
常に自分中心のぶれないワガママさ、ある意味憧れだな。
どんな隙間でも頭を突っ込みたい。
天気が悪いので、お風呂の上に洗濯物を置いておいたら、
速攻その上に。
下に下りて飲めばいいのに、と思うのだけど。
キッチンの上にも上れるようになった。
信頼されればされるほど
甘えん坊だけど、臆病なきぃちゃん。
ここのところ、地道に距離が縮まっている気がする。
うちの中にキィちゃんのお気に入りの場所がいくつかでき、
彼女の生活リズムが生まれ、
徐々に「ここは自分の家」と安心している様子がうかがえる。
でもそれは、嬉しい反面、辛かったりもする。
きぃちゃんの終の棲家はここではないので、
これまでの頑張りを無駄にしてしまい、がっかりさせてしまうことになるからだ。
前にいた場所よりも長い期間、うちにいる。
今度こそと信じ始めてくれていることだろう。
とある獣医さんが言っていた。
猫も犬もある程度の期間一緒に暮らしていたら、そばにいる人を親だと思うので、
他のところに移したら、それは「捨てられた」と思うと。
うう……胸が痛い。
さらにキィちゃんの場合、またケージの中の生活に戻ることになるので、
ものすごいストレスだろう。
ああ……。
きぃちゃんの朝
猫は明け方に元気になると聞いたが本当で、
キィちゃんも多分、4時過ぎから行動を開始する。
開始すると言っても、まずはおもちゃで遊んでみる、
私の様子をうかがう程度のことだけど。
そして5時位になると私が寝ているベッドにやってきて、
じっと待機。
最初のうちはこの時点でミャーミャーと鳴いていたのだが、
私がすぐには起きないと認識したようで、
今はこちらが目を覚ましたとわかるまで、
枕元でじっと待っていてくれる。
しかし、5時半くらいには私もきぃちゃんが横にいることに気づいてしまう。
それからはミャーミャーと鳴いて私を起こしにかかるが、
そんなすぐには起きられない。
ミャーと鳴く声に「ん-ーー」と応えて、寝ながらキィちゃんを撫でてお茶をにごすが、
6時半ごろには観念し、「わかりました、起きますよ」と体を起こす。
それからはボルテージが上がり、とても賑やかだ。
ミャーミャーミャーミャー「ご飯ね、ご飯ね」「早く早く」とばかりに、
興奮して私の周りをクルクル回るので、蹴りそうにも踏みそうにもなり、
とても危ない。
「きぃちゃん、わかったからとりあえず落ち着こう」
それからご飯をちょい食べし、その後はお風呂の浴槽の蓋の上で朝寝する。
これがきぃちゃんの朝の風景。
誠にのどかなのである。
爪とぎで爪を研がずに段ボールを噛みちぎり、おもちゃに。
あー疲れちゃったわとばかりにごろん


























