絞め殺しの樹!カンボジア・タプローム | みなべ国際行政書士事務所・神戸

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初めてアンコール遺跡に行ったのはもう四半世紀近く前になります。

当時も既に入域するのに入域料が必要でしたが

今と比べるとはるかに低価格な設定で

はるかに観光客が少ない時代で

まだまだ治安の面では心配の多い地域でしたが

それなりに観光化が進みつつある時代でした。


その時にアンコールエリアの各遺跡を

何日もかけて周ったのですが

その中に今でも人気遺跡のひとつである

タ・プロームも訪れました。

タプローム・ガジュマル

この遺跡が人気の理由は

写真のように自然が遺跡を侵食している状況が

なんとも言えない雰囲気を醸し出しているためで

この風景を見るために世界中から

観光客を集めています。


写真はその当時のものなので

今ではもっと侵食が進んでいるのですが

この時代でも十分に遺跡の朽ち具合は

一瞬しか立ち寄らない観光客を

安っぽい感慨にふけさせるには

十分なインパクトを持つ景観でした。


このあたりの原生林にはガジュマルが多く生息しているのですが

ガジュマルは沖縄では絞め殺しの樹と呼ばれているそうで

他の有体物に寄生して、それを踏み台に

自分が成長しやすい環境にしてしまい、

最後に必要がなくなれば土台にした樹木など

を死滅させてしまう。

なんとも美しいw自然法則に則った植物です。


この樹もガジュマルなんですが

しっかり遺跡を絞め殺し中♪です。

遺跡は構造物は砂岩で構成されていて

土台部分はラテライトを固めて土の上に

建てられているようです。

そうした遺跡の砂岩部分を絞め殺しながら

今日もガジュマルは生き続けていますが

今は、その当時と違って遺跡保存計画が

様々な国や機関の協力の元、体制と共にできいるので

将来、遺跡侵食の静態保存ができるかも♪


動態保存もアリやと思うけど♪

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「観光客は静態部分しか見いへんから、動態保存は意味無いやろ!」

と仰る、様々な事象を定点観測した経験をお持ちの方も
ブログの定点観測がてら、ひとつw

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