102SSに鏡筒バンドを付ける | getaのブログ

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少し前に

   Sky-Watcher AZ-GTeシリーズの102SS鏡筒

を色々弄って何とか使えそうになったのですが、まだ改善の余地があったので少し手を加えました。

 

改善の余地というのは、

  ● アリガタ プレートが小さいのでバランスが完全に取れない

  ● 光軸調整のために接眼部の回転部分を使用したため、視野回転ができなくなった

ということです。

そこでこれらを改善するために鏡筒バンドを付けてみることにしました。

鏡筒バンドを付けることで両方とも解決します。

 

まず、102SS鏡筒の外径を測ってみると約100mmだったので、市販の鏡筒バンドで使えるものがないか探してみました。

すると、ビクセンのポルタ用の鏡筒バンドに100mmのものがあるらしいことが分かりました。調べてみると在庫のある販売店があったので、鏡筒バンドの内径が100mmであるかメールで問い合わせてみると、その通りであることが分かりました。

 

ポルタ用なのでそれ以外の鏡筒に合うかどうかは確約できないということでしたが、まあサイズが同じなら何とかなるだろうと思い早速注文しました。

 

今日商品が届いたので早速付けてみました。

 

 これが鏡筒バンドです。

 

 まず、最初から付いているアリガタを取り外しました。

取り外すと穴が開いているので、ネジだけ元に戻しました。

 

 アリガタは手持ちのものを使おうと思い、合わせてみましたが、穴の位置や雌ネジの部分の位置が合わず加工する必要がありました。

しかし面倒なので他の方法を考えることにしました。

 

  手持ちのアリガタ

 

 そこで、探してみるとEQ5赤道儀に付属していたアリガタがあったのでこれを使うことにしました。

しかし、このアリガタはEQ5にはぴったり合うのですが、AZ-GTiなどのアリミゾは少し小さいため、アリガタの出っ張りが閊えて取り付けできないことが分かりました。

加工はしたくなかったのですが、アリガタの3か所をヤスリで削ればよかったので加工することにしました。

それでも加工に30分以上かかってしまいました。

   加工済みのEQ5付属のアリガタ(後で塗装しました)

 

年を取ったせいか、何をやってもなかなか一筋縄ではいかないですね。

 

 ということでアリガタの加工ができたので、鏡筒バンドを取り付けてみました。

 

 

特に違和感もなく、ぴったしカンカンで出来上がりました。

経緯台なら鏡筒バンドは必要ないですが、赤道儀で使うとなると合った方がいいですね。

これで不満点もなくなり、きれいな写真が撮れることを期待するだけになりました?

 

今回の鏡筒バンドを付けるのにかかった費用は

   鏡筒バンド 2200円  ×  2  =  4400円

と送料だけでした。意外に安くできてよかったです。