鹿児島県警の秘密漏洩事件に関連して | getaのブログ

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鹿児島県警の秘密漏洩事件については、今のところ真偽のほどは分かりませんが、県警の最高幹部が警察官の犯罪をもみ消そうとしたかどうかが焦点のようですね。

 

ところで、私も警察官の不正が疑われる件について、10年くらい前に愛媛県警に対して申し立てをしていますが、未だに解決できていないので、ちょっとご紹介したいと思います。

 

 事案の概要(車庫証明の不正交付)

いつも車庫からはみ出している自動車があり、迷惑や危険がおよぶので警察署に調べてもらいました。

すると自動車が車庫に入らないのに車庫証明が不正に交付されていることが分かりました。

警察は適切に対応すると言ってくれましたが、その後、自動車の所有者に対し

   車庫を広げるか、軽四にするよう指導している

の一点張りで約6年が経過しまい、自動車の所有者は自動車を買い換えてしまいました。

ところが、買い換えた自動車もまた同じようにその車庫に入らないのに車庫証明の交付を受け自動車のナンバーを受けたのです。(新規登録)

車庫からはみ出す状態は今も続いています。

(買い換えた自動車は小さくなったので、現在は少しはみ出しているだけです)

 

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警察は、「次の自動車購入の際は、絶対このようなことはないようにします」と言っていたにも拘わらず、再度やってくれました。

 

車庫証明は車庫調査員が実地調査するので、車庫からはみ出るのが分かっているのに車庫証明(自動車の保管場所)を申請するバカはいません。

警察の話では10年位について調べてみてもこんな事案はなかったそうです。

 

車庫調査員は調査して車庫に入らないことを報告しているはずです。

車庫証明は警察署長の権限なので、調査結果が翻ったということは、警察署長またはそれ以上の最高幹部(警察本部長、警察本部の部長など)が関わっている可能性があると思われます。

 

ということで、警察に申し立てても埒が開かないのはそういうことかと思ってしまいます。

それならいくら警察に申し立てても解決に動くはずがありません。

上級機関である警察庁に申し立てをしようと思いましたが、県警を通すようになっているようです。

 

そこで、次の関係機関に相談してみました。

   総務省行政相談センター(出先機関)

   地方検察庁相談係(検察は独自に犯罪捜査ができる)

     本件には関係ないが、犯罪捜査の場合に検察は警察に対して一般的指示権、

     一般的指揮権がある

しかし、いずれも「警察の担当課に連絡しておきます」

というだけでした。

 

警察の不正が疑われているのに、警察に連絡してもらってもどうにもならない。

すでに警察の幹部とも何十回と話はしているのです。

 

そこで、最後に愛媛県公安委員会に苦情申し立てをしました。

公安委員会は警察を管理する行政委員会で、警察に対する苦情の申し立てをすることができます。

 

文書で回答をもらいましたが、そこには次のように書いてありました。(原文のまま)

   本申し出内容に関する交通規制課及び松山東警察署の職員らの対応に、

   不正・不適切なものは認められませんでした。

   今後とも、県警察が適切な対応をとるよう指導してまいりますので、

   御理解、御協力をお願いいたします。

 

誰かが不正をしていることは明白ですが、なぜこうなったかとか現状をどうするかなどについては一切記載がありませんでした。

 

それ以後は、交通規制課及び松山東警察署に電話しても

   あなたとお話しすることはありません。

とつれない返事です。逃げにかかったということです。

 

公安委員会は、あまり警察のことを知らない知名氏や弁護士がなっているようで、事務処理は警察職員がしているようです。まあ警察の操り人形なので仕方がないかもしれませんが、公安委員会の役目は全く果たしていませんね。

 

ここで私が言いたいのは、警察の特に上級幹部が関与した不正行為はなかなか表ざたにできないということです。

不正行為を暴く何らかの法的な方法が用意されてないと、何事も闇に葬られる危険があります。

 

 参考

車庫が適正に確保されてない場合は、保管場所法違反になるので新規に車庫証明の申請をして交付してもらう必要があります。

これに従わない場合、公安委員会は自動車の運行停止などの処分をすることができます。

(これを警察に要求しましたが受け入れてくれませんでした。文書で回答をもらっています)

なお、車庫証明の手続きなどに関する文書は、警察庁や県警などがネット上に公開しているのでいろいろ研究してみました。

 

以上、私が経験した警察の不正事案の可能性が疑われる事案について説明させてもらいました。

現在、警察への働きかけは暇でもないので馬鹿らしくなって休止していますが、また復活するかもしれません。

なお、この事案は鹿児島県警の秘密漏洩事件とは一切関係ありません。