鏡筒が軒にぶつかり・・・ | getaのブログ

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お気に入りの音楽を聴きながら、50年以上前にちょっとかじった
天体写真を中心に美しいものを撮って楽しんでいます。
低価格機材で写真を撮ることに執念を燃やしています。

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昨夜は良い天気だったので未撮影のC天体を撮影していましたが、高度の低いC68を撮影中に反射望遠鏡が軒にぶつかってしまい、その結果、オートガイドが変になってしまいました。

 

昨夜は夜中頃まで撮影したい天体がなかったので、ウォーミングアップとしてM20を撮ってみました。

 M20

 

その後、未撮影のC42とC47を撮りました。

 

 C42 NGC7006

C42は大変小さい球状星団で、何とか存在が分かる程度です。

 

 C47 NGC6934

C47も小さい球状星団です。

 

C42、C47とも、いるか座の方角にある球状星団で銀河系の外縁部に存在しているそうです。

ムーアさんは、「こんな球状星団もありますよ」ということでカルドウェルカタログに入れたのかもしれませんね。

 

 鏡筒が軒にぶつかる

次に、撮影を始めたのはC68(NGC6729)でした。

C68は高度が低く、自宅ベランダからは南中前後しか撮影できません。

導入はすぐにでき軒とは少し余裕があったので、しばらくは何とか軒にはぶつからないだろうと思い撮影を始めたのですが、6フレーム辺りからオートガイドの調子が悪くなり、8フレーム目でひどいことになってしまいました。

次の写真は8フレーム目の画像です。

すぐに追尾をストップさせましたが、動作確認をしてみるとちょっと変なことになっていました。

 

オートガイドのDECの数字(写真左上)は正常なようですが、DECのグラフの表示は上にずれてしまっています。

しかし、何とかガイドは正常にできているようです。(別の天体で確認したものです)

 

操作端末は、iPad、アンドロイドのタブレットとも同じ症状なので、架台(AZ-GTi)のコントール部もしくはASIAIR PROのファームウェアがおかしくなったのではないかと思います。

(別の架台でも同じ症状なら、ファームウェアの更新で治るような気がします)

 

幸いオートガイドはできるのでしばらくこれで使ってみるつもりです。

 

ということで、C68は5フレームしか撮れていませんでした。

スタックしたのが次の画像です。

 

 

5フレームではどうにもならないので再撮影するつもりですが、時間をかければ何とか写りそうな感じはしますね。

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しかし最近は骨折はするし、いろいろトラブル続きなので弱ってしまいます。

怪我の方は痛みもだいぶ和らぎました。

まだ布団で寝ると痛いので、ソファーをリクライニングにして寝ていますが、天体写真が何とか撮れるようになりました。

いろいろ心配していただきありがとうございました。

 

【使用機材】
   鏡筒 :P130Nの鏡筒(D=130mm f=650mm)
   架台 :AZ-GTi
   カメラ:ASI585MC
   フィルター:ZWO Duo-Bandフィルター、UV IRカットフィルター
   その他:ASIAIR PRO