昨夜は、雲や風の襲撃を受け、撮影には困難を強いられましたが、午前2時ころから少し収まったのでNGC2440(惑星状星雲)を撮影しました。
それまでに撮影したものは雲や風の影響が大きく画像編集が大変そうなので、差し当たりNGC2440だけをアップロードします。
そのようなことで、風対策としてEQ5 GOTOとSE150N(口径15cm反射)との組み合わせで撮影しました。
NGC2440は今までにも撮影していますが、明暗差が大きい惑星状星雲なので失敗しております。そういうことで今回は
◆ 3種類の静止画 ➡ HDR合成
◆ ビデオ ➡ 静止画(2種類を合成)
の2種類の方法でやってみることにしました。
惑星状星雲は一筋縄でいかないものが多いですね。
● NGC2440(HDR合成)
0.2秒、0.5秒、3秒で撮影したものをHDR合成しています (トリミングあり)
上下に濃い緑の部分があるようです
● NGC2440(ビデオから静止画)
2種類のビデオから静止画を取り出し、合成したものです (トリミングあり)
今回は、恒星に少し色ずれがあるものの、HDR合成の方が輪郭や色彩がよく出たようです。
口径15cmではこの位が限界かと思います。中心部の模様まで出そうとするとかなり大きな天体望遠鏡が必要な気がします。
参考として、露光3秒のスタック画像を出しておきます。(トリミングなし)
意外に小さいですね。
画像編集アプリはGIMPを9割位使っています。