先日、フォローしていただいている「あちくん」さんがSeestar S50を購入され、ブログ記事に撮影画像をアップロードされていたので、そのJPEG形式の画像で画像編集をさせていただきました。
ところが、今度はFITSファイル形式の画像を使用できるようにしていただいたので、早速FITSファイルを使って画像編集をしてみました。
FITSファイルの画像などについては次の「あちくん」さんのブログ記事を参照してください。
画像編集したのは
M27、M57、M71
です。
元の画像は対象の天体が小さく写っているので、トリミングしてから編集しました。
なお、今回は少し手間をかけてみました。
● M27(亜鈴状星雲)
かなり綺麗になりましたが、手間をかけないとできないと思います
● M57(環状星雲)
時間をかけましたが、小さい天体なので綺麗にするのは難しいですね
上の画像は少し暗いですが、背景を綺麗にしたうえでM57を明るくすると
破綻してしまうようです。(次の画像)
拡大画像(上の画像のものではありません)
● M71
球状星団は特に問題ない画像になり、編集も楽にできました
ということで、Seestar S50は口径や焦点距離の関係で、M57のような小さな天体には向いてないですが、それ以外であれば短時間撮影でも結構綺麗に写るものだと感心しています。
ただ、普通に撮影した天体写真と同じように撮影後の画像編集はどうしても必要になると思います。撮って出しの写真ではあまり綺麗ではないので、多少でも綺麗な画像にしたい場合はある程度の画像編集をする必要があり、画像編集は多少でもマスターしておく必要があると思います。
私も最近になって画像編集が以前よりは少しましになりましたが、この程度でも2年以上かかっています。
(画像編集アプリはステライメージ9が少し高価でしたが、それ以外はフリーソフトを中心に使用しており、独学でやっています)
今回使用した画像処理アプリは、GIMP、ステライメージ9などです。
画像を提供していただいたあちくんさんにはお礼を申し上げます。ありがとうございました。