この最近、天気が悪くて星空が見えないので、カメラで遊んでいます。
今回は、お金をあまりかけないで超マクロレンズ(カメラ)の比較をしてみました。
E-PL1sの故障レンズをマクロレンズにする
少し前に買ったジャンクカメラ
OLYMPUS PEN E-PL1s
のレンズが壊れていたので、接点を無効化して単焦点レンズにしましたが、このレンズの前玉部分を取り外してマクロレンズにしてみました。(幾つかのブログを参考にさせてもらいました)
元のレンズ
前玉部分を外したレンズ(中央が前玉部)
少し古い機種ですが手振れ補正機能が使えるのでこのカメラを使いました
PENTAX Optio W60 (1cmマクロの防水カメラ)
また、メルカリを見ていたら、PENTAXの1cmマクロが使える防水カメラ(コンデジ)があったので買ってみました。送料込みで2000円未満の中古品です。
買った防水カメラは
PENTAX Optio W60
(約1000万画素、ISO6400まで)
で、かなり古いものですが完動品です。
海で使っていた(海水浴?)ので小傷がたくさんあると書いてありましたが、その通り小さな傷がかなりありました。
そこで、きめの細かいダイヤモンドやすりで小傷の出っ張り部分を落として軽く塗装し、モニターにはフィルムの切れ端があったのでこれを貼り、そこそこ見栄えが良いようにしました。
このカメラの特徴は、
防水防塵機能があり水深4mで2時間使える
(古いのでそこまでは使えないと思います)
1cmマクロが使える
マニュアル機能はないものの、インターバル撮影ができる
(夜景モードで4秒のスローシャッターが切れるので星か撮れるかもしれない)
インテリジェントズーム機能
(記録サイズを落とせばその分、画質を落とさずにズーム率を拡大できる機能だそうです)
小型軽量で持ち運びに便利
などで、撮影環境や撮影対象を選ばず小型なのでチョイ持ちすると便利かと思います。
反面、
バッテリー容量が小さい
レンズのF値が3.5(W)~5.5(T)とやや暗め
などのデメリットもありますが、これは仕方がないと思います。
ということで、2台のカメラで実際に超マクロ撮影をしてみました。
超マクロで写真を撮ってみました
それぞれ、上が E-PL1s 、下がW60で撮った写真です
E-PL1s
W60
E-PL1s
W60
E-PL1s
W60
E-PL1s
W60
E-PL1s
W60
W60の写真です。PL1sのものはピンボケでした。
拡大率はE-PL1sの方がかなり大きいようです。ただ、レンズ本体の先端からガラスレンズまでの間が空洞になっているためフードを付けているような感じで、被写体に近づき過ぎると光が遮られてしまいます。
また、壊れたレンズを使っているため手動でピントを合わせる必要がありますが、絞りが開放なのでピントを合わせにくいし、合っても狭い範囲だけです。
壊れてないレンズであればしっかり撮れるのではないかと思います。
E-PL1sは古い機種なのでモニターが直射日光のもとでは全く見えず、ピントが合っているのかどうか分かりません。
W60は拡大率ではE-PL1sより少し小さいですが、ピントも自動で簡単に撮影できました。
ただし、ピントが合ってないとシャッターが下りませんからピントが合う範囲で撮る必要があります。
ちょっと撮るくらいならW60で十分だと思いますが、特別に接近して効果を狙うなら E-PL1sのレンズもよいと思います。
どちらもそれなりに面白い写真が撮れると思います。
W60の夜景モード
W60にはマニュアルモードはないものの、インターバルでシャッターを切る機能があるので、夜景モードで星が写れば簡単に何十枚も写真が撮れるので便利だと思い、曇り空でしたが試しに夜景モードで撮ってみました。
上端中央付近の雲の切れ目に星が1個僅かに写っているので、何とか星が撮れるかもしれません。
右にあるのは月です
今晩、晴れるといいのですが。